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| TX1に見るXMLデータベースの適用領域 | ||||||||||
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まず、TX1の特徴について簡単にまとめていきます。一般にデータベースは、検索速度を重視した設計のものと、更新速度を重視した設計のものがあります。 TX1は検索速度を重視して設計されたネイティブXMLデータベースです。またXMLデータは階層構造や複雑な構造を持つ文書ですから、特定のタグ以下のどこかのタグに一致するというような緩やかな構造の指定や、キーワードによる全文検索など、変化に柔軟に対応できる問合せも高速に処理できるという特長を持ちます。検索時間の例としては、特許公報8年分300万件(100GB)から、分類コードの前方一致とキーワードによる複合的条件により、1万件の大量の件数がヒットする際にも、検索時間は約1秒であり、検索速度の高さがうかがえます。 TX1の適用分野としては、大きく以下のようなケースがあります。
表1:TX1の適用領域 またTX1は2006年11月にバージョン2を発表し、検索機能とデータ連携機能が強化されました(表2)。
表2:バージョン2の強化機能 これらの機能によってTX1(XMLデータベース)は、ただ単に大量のXMLデータを検索・管理できるだけでなく、様々な可能性を広げています。 |
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| 企業の資産であるデータ活用の可能性 | ||||||||||
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データベースの検索機能が充実したことにより、企業内のデータの活用が促進されることが考えられます。「企業内のデータを高度な検索機能で活用する」という点をみると、実はエンタープライズサーチと捉えることもできます。 |
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| エンタープライズサーチ | ||||||||||
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エンタープライズサーチとは、企業内に存在するコンテンツやドキュメントを活用するための検索サービスです。例えば、グループウェアやイントラネット、ファイルサーバ上のWordファイルやEcxelなどのドキュメントファイルなどが検索の対象となります。企業内を対象としたGoogleというイメージです。 エンタープライズサーチは検索の精度向上に注力しており、各ベンダーごとに特色があります(詳しくは下記のURLを参照してください)。
社内の情報資産を最大限に活用するエンタープライズ・サーチ
第1回:エンタープライズ・サーチが求められる背景 |
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