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| スタンドアロン版とJ2EE版があるAquaLogic BPM Enterprise Server | ||||||||||||
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AquaLogic BPM Enterprise Serverには、スタンドアロン版とJ2EE版の2種類の製品があります。それぞれは、対象となるビジネスプロセスプロジェクトの種類や規模、要求される信頼性などにより使い分けることができます。 一般的に、テストフェーズや小規模のプロジェクトではスタンドアロン版が、ミッションクリティカルや大規模なプロジェクトではJ2EE版が使用されています。それぞれの特徴を表2に示します。
表2:AquaLogic BPM Enterprise Serverの特徴 スタンドアロン版とJ2EE版では動作する環境が違いますので、構成も大きく異なります。スタンドアロン版は単一のJavaプロセスとして動作するため、構成要素が比較的単純です。スタンドアロン版の基本構成図を図2に示します。 これに対してJ2EE版は、J2EEコンテナ上で動作し、利用できる機能が多くなるため、構成や定義が多少複雑になります。スタンドアロン版と同様の定義に加えてJMSのキュー、トピックの定義が必要です。J2EE版の基本構成図を図3に示します。 |
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| 信頼性 | ||||||||||||
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次に信頼を向上するための構成について説明します。ビジネスプロセスはほとんど場合、非常に重要な業務に適用されます。そのため、ビジネスプロセスエンジンの信頼性は、製品を選択する上で重要な要素となります。 スタンドアロン版での信頼性向上構成は、AquaLogic BPM Serverのアクティブ/スタンバイ構成となります。基本的なフェールオーバー構成を図4に示します。 この構成では、まったく同じように定義したサーバを2台置き、障害時にサーバを切り替えます。この構成の特徴は、同じ定義のサーバを用意するだけなので構築手順が比較的簡単な点です。しかし障害が発生した際には切り替えの時間が必要となり、ダウンタイムが発生してしまいます。 これに対して、J2EE版ではJ2EEサーバのクラスタ構成を利用することにより、アクティブ/アクティブの構成が可能です。基本的なフェールオーバー構成を図5に示します。 この構成の特徴は、信頼性の高いアプリケーションサーバの機能を利用することで、障害時にもダウンタイム時間がほとんど発生することなく運用することができる点です。しかしながら、アプリケーションサーバのクラスタやJMSキュー、トピックの定義や共有データベースの準備など、構築が比較的複雑になります。 |
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