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| はじめに | ||||||||||||
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皆さん、こんにちは。ビーブレイクシステムズの益原です。最終回の今回は実際にログファイルのパーサを作成する過程を解説します。 今回はJMS(Java Message Service)のメッセージの送受信を記録したログを解析します。JMSを利用するとアプリケーション間でメッセージの交換が容易に行えますが、ログが分散してしまうためにデバッグが困難になります。解析する前に、実際のログの一部を見ます。 |
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(以上省略)
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このログファイルの構成は以下の通りです。
表1:ログファイルの構成
このログファイルを共通基本イベントに変換してログ・ビューで表示するためには、パーサをプラグインとして作成する必要があり、その手順は表2になります。
表2:ログを表示させるパーサの作成手順
それでは、表2の流れにそってパーサの作成について解説していきます。 |
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| プラグイン・プロジェクトの作成 | ||||||||||||
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まずは「File → New → Other... → Plug-in Development → Plug-in Project → Next>」をクリックして、プラグイン・プロジェクトを作成します。 作成した「New Plug-in Project」の「Project name」に任意の名前を指定します。今回は名前に"JMSMessageLogParser"と指定します。「Project contents」の「Use default」と「Project Settings」の「Create a Java project」と「Plug-in Format」の「Create an OSGi bundle manifest」チェックボックスをすべてオンにして「Next>」をクリックします。 「Plug-in Content」画面で「Plug-in Class」の「This plug-in will make contributions to the UI」のチェックボックスをオフにします。「Plug-in Properties」の各項目には任意の値を指定して「Finish」をクリックします。以上で、プラグイン・プロジェクトの作成は終了です。 |
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