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| イントラブログはどこへ向かうのか | ||||||||||||
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本連載ではこれまで代表的なイントラブログアプリケーションとして「BOXERBLOG iB」「Movable Type Enterprise」「ドリコムブログオフィス」の3つを取り上げ、その特長をスクリーンショットを交えながら解説してきた。 最終回の今回は、日立製作所 ブロードバンドサービス本部 コラボレーションウェアビジネスグループ 主任技師 松本 匡孝氏、スカイアークシステム 代表取締役 小林 晋也氏、ドリコム 事業推進室 室長 清水 武氏の3人に、イントラブログの未来についてうかがった。 |
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| イントラブログ(社内ブログ)が変えるファクターとは何でしょうか | ||||||||||||
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日立製作所 松本氏:今やビジネスパーソンのおかれた環境は、日々増え続けるメール処理、多数のインターネットサイトのチェック。社内に目を向ければWebサイトが多数あり、グループウェア/ファイルサーバなどでも肝心な必要情報を欲しいときに探せないという状況がある。つまり便利になった反面、情報洪水を引き起こし、本当に必要な情報を見失い活用することが困難になっています。 イントラブログは情報の検索と活用により業務を効率化し、さらにナレッジの蓄積・共有という組織力の強化をもたらします。 スカイアークシステム 小林氏:ブログの情報配信の簡単さが、社内の情報流通速度を向上させると考えています。また個人がブログを備忘録として活用することによって、アイデア・ノウハウの蓄積が可能となり、ブログはグループウェアを補完し、新しいコミュニケーションを発掘できるのではと考えています。 ドリコム 清水氏:社内ブログによって生まれるものは、組織の壁や物理的な距離を越えた社内コミュニケーションです。メールのコミュニケーションは、双方向性は高いですが、社内の知らない人にまで向けた情報発信と交流には適しません。一方、グループウェアのデータベースなどは、上位下達的な通知、定型情報の管理には強力ですが、発信された情報を元にした議論やブラッシュアップを行うには向いていません。 社内ブログはこれらの欠点を補い、社内に真に組織の壁を越えた双方向コミュニケーションをもたらします。ドリコムブログオフィスの導入企業でも、これにより営業力や提案力のアップ、組織文化の醸成に成功した企業が多くあります。 |
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| それぞれの製品の特長を3つ教えてください | ||||||||||||
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日立製作所 松本氏:1つ目は情報検索に対する時間の短縮です。2つ目は高度なアクセス制限により情報利用促進と漏洩防止を同時に実現できます。3つ目はイントラブログ専用RSSリーダーである「BOXERBLOG Sonar」を組み合わせることで、管理者から一括購読設定を行い社内に周知徹底をはかったり、担当業務に関するブログの更新を自動収集することで処理の効率化が可能なことです。 ![]() 図1:BOXERBLOG iB「ユーザトップページ」 スカイアークシステム 小林氏:1つ目は読みやすく、探しやすい(大量の情報を探しやすく、全文検索も可能)ことです。2つ目は書きやすさ(Wordのような投稿インターフェース)となります。3つ目はカスタマイズが可能なことです。 ドリコム 清水氏:1つ目は集めてくる情報の範囲に応じて自由に選択し、整理することができる3種類のポータル機能です。2つ目はSNS、コミュニティ(グループ)機能を備え、社内のKnow-Who化を実現できることです。3つ目は「社内ソーシャルブックマーク機能=社員の書くブログ」だけでなくワンクリックで社外の情報も共有できるニュースクリップ機能を持ち、ブログによる情報共有を補完できる点です。 |
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