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Ruby on Rails入門 |
第6回:プラグインでさらに生産性アップ
著者:DTS 五座 淳一 2006/6/28
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写真の表示
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最後に写真の表示を実装しましょう。一覧表示から「show」リンクが選択された際に表示される詳細表示画面に写真を表示するためのタグを追加します。
リスト8では写真の大きさに「:medium」を指定しています。モデルで指定した「:medium」のサイズ160×120で写真が表示されます。この箇所を「:thumb」に変更すると64×48の写真を表示することが可能です。
また詳細表示画面には大きめの写真を、一覧表示画面にはサムネイルを表示するといった使い方が考えられます。
リスト8:app/views/contacts/show.rhtml
<% for column in Contact.content_columns %>
<p>
<b><%= column.human_name %>:</b> <%=h @contact.send(column.name) %>
</p>
<% end %>
<%= image_tag url_for_image_column("contact", "image", :medium) if @contact.image %><br>
<%= link_to 'Edit', :action => 'edit', :id => @contact %> |
<%= link_to 'Back', :action => 'list' %>
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動作確認
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ここまででアプリケーション「アドレス帳」に写真を表示する実装が完了しました。RadRailsの右下ペインの「Servers」より「AddressBookServer」を起動し、Webブラウザで「http://localhost:3000/contacts」にアクセスしてみましょう。写真のアップロードとリサイズされた写真の表示ができることが確認できます。
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最後に
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今回は、Railsプラグインを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
RailsプラグインとRubyのリフレクションによって、RailsやRubyの組み込みクラスの組み換えを容易に実現できます。それによってRailsに高い柔軟性を提供しながらも、一方で数多くの素晴らしいアイデアがこのRailsプラグインによって実現されており、さらなる生産性がRailsにもたらされています。
次回は、Linux環境でRailsを動作させる方法について解説します。
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著者プロフィール
株式会社DTS 五座 淳一
技術部所属。入社以来、交換機や携帯電話、Webシステムなど様々な開発を担当する。Ruby on Rails上に構築したオープンソースのCMS「Rubricks」(http://rubricks.org/)のコミッタ。
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