はじめに送受信内容が比較的簡単な一覧選択イベントから見ていきます。
以下は、一覧選択イベントの送信メッセージXMLのスキーマです。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<xs:schema attributeFormDefault="unqualified"
elementFormDefault="qualified"
xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
<xs:element name="hotelID">
<xs:complexType>
<xs:sequence>
<xs:element type="xs:string" name="id" minOccurs="0"/>
</xs:sequence>
</xs:complexType>
</xs:element>
</xs:schema>
以下は、一覧選択イベントの受信メッセージXMLのスキーマです。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<xs:schema attributeFormDefault="unqualified"
elementFormDefault="qualified"
xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
<xs:element name="hotelDetail">
<xs:complexType>
<xs:sequence>
<xs:element type="xs:string" name="detail" minOccurs="0"/>
</xs:sequence>
</xs:complexType>
</xs:element>
</xs:schema>
また、実際のメッセージのイメージがわきやすいように、それぞれのXMLインスタンス例を示します。
以下は、一覧選択イベントの送信メッセージXMLインスタンス例です。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<hotelID>
<id>H001</id>
</hotelID>
以下は、一覧選択イベントの受信メッセージXMLインスタンス例です。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<hotelDetail>
<detail>住所:東京都AB区XY1-2-3\nお薦め度★\nアメニティ充実</detail>
</hotelDetail>
「第4回:実践!マスカットアプリケーションの画面&イベント作成」の3ページに示した表3の説明と、同じく第4回の4ページに示した実際のイベント定義XMLを参照すると、イベント定義XMLの内容とスキーマの関係がよくわかると思います。
サーバサイドは、送信メッセージXMLのhotelID/idの値から対応するホテルの詳細情報を取得し、それをhotelDetail/detailの値として受信メッセージXMLを返せばいいことがわかります。
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