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| Movable Typeのもう1つ顔
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企業向けブログアプリケーションのスタンダードであるMovable Typeですが、社長ブログやマーケティングブログのような一般的なブログとしての使い方だけではなく、その性能の高さや使いやすさ、拡張性の高さを活かし、企業サイトの一部のコンテンツやWebサイト全体の構築、管理ツール（CMSツール）としてMovable Typeを利用したWebサイトが続々と生まれています。
このような使い方のブログを「ビジネスブログ」や「CMSブログ」といいます。では、なぜブログアプリケーションでWebサイト全体の構築を行うのが注目されているのでしょうか。
ブログの基本的な特長として、正しく設定ができていればWebサイトの更新の際にHTMLやFTPの知識の必要なく、誰でも簡単にコンテンツの更新ができる点があります。
企業サイトで発信する内容は、マーケティング担当やサポート担当のスタッフが作るケースがほとんどで、そのコンテンツを更新するためにはWeb作成担当や、外注先に依頼するケースがほとんどでしょう。そのため担当者が不在の場合や他の作業に追われている場合には更新ができませんし、更新のたびに外注先に依頼するような場合はコストもかかってしまいます。
もし実際にコンテンツを作成した各担当スタッフが簡単にWebサイトを更新できれば、情報発信のスピードを上げることができるでしょう。このようなWebサイト全体の構築や管理を効率的に行えるようにしたツールをCMS（Contents Management System）と呼びます。
CMSツールには企業サイトを構築するものや、ネットショップサイトやコミュニティサイトのような特定のサイトを構築するものなどの種類があり、その価格も無料で使えるものから1,000万円以上するものまで様々です。
ブログアプリケーションも一種のCMSツールといえます。Movable Typeはそのカスタマイズ性と表現力の高さを活かし、一般的な企業サイト用のCMSツールとしても充分な機能を持っているため、Movable Typeで一部のコンテンツやWebサイト全体を構築・管理することが大変注目されているのです。
ラピッドサイトの場合では、Webサイト全体のコンテンツの管理／作成はWeb作成の担当が行っていますが、マニュアルページはMovable Typeを利用しており、ユーザサポートの担当者がコンテンツの作成／管理／更新を行っています。これによりマニュアルの追加や修正を迅速に行うことが可能になっています。
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| 「Movable Typeコンテスト」とは
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これまで見てきたようにMovable Typeは、社長ブログやマーケティングブログなどの一般的なブログ作成用のブログアプリケーションとしての利用に加え、Webサイト全体の管理を行うCMSツールとしても幅広く用いられています。
これはMovable Typeの性能や拡張性の高さによるものなのですが、その反面「何ができるのかわかりにくい」「どのように使えば良いのかわからない」といった声があることも事実です。
そこでラピッドサイトでは、Movable Typeで何ができるのかを知るためには、Movable Typeで作成されている他のWebサイトを見て、研究することが一番だろうと考え、開発元であるシックス・アパートと共催で2005年より冒頭でも紹介した「Movable Typeコンテスト」を開催しています。このコンテストはMovable Typeで構築されているWebサイトなら、どなたでもエントリー可能です。
今年開催した「Movable Typeコンテスト2006」は2006年12月15日にエントリーを締め切りましたが、個人サイトからビジネスサイトまで、400サイトを越えるエントリーがありました。
コンテスト公式サイトでは、すべてのエントリーサイトを一覧で公開していますので、Movable Typeの可能性をぜひ読者の皆さんも体験してみてください。
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著者プロフィール
GMO ホスティング & セキュリティ株式会社 大澤 貴行
ラピッドサイト事業本部 本部長 兼 商品企画部長
ホスティングブランド「ラピッドサイト」の責任者としてSaaSの1つの形であるアプリケーションホスティングやWeb 2.0をビジネスに取り入れたWeb2.0 on Businessなどの中小企業に向けた新しいホスティングサービスの提案、啓蒙活動を行う。
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著者プロフィール
GMO ホスティング & セキュリティ株式会社 中條 綾子
ラピッドサイト事業本部 マーケティング担当
ビジネスブログやイントラブログなど、ブログを中心とした活動を行う。MTコンテストの運営やアプリケーションサービスのリリースなどに携わる。
ラピッドサイト：http://www.rapidsite.jp/
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