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第4回:企業情報システムとともに進化するClusterPerfectシリーズ

著者:東芝ソリューション  望月 進一郎   2005/12/7
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自律型コンピューティングへの対応

   サーバコンソリデーションの目的の1つは、運用管理コストを下げることです。そのためにはサーバシステムが自らの状態を自律的に制御する自律型コンピューティングの考え方を取り入れることが有効です。

   ClusterPerfect EXではIBM BladeCenterと連携して、業務の負荷変動に応じて業務サーバ数を自動的に増減させる「ワークロードプロビジョニング(自己最適化)」や、ハードウェア障害が予測されるときや実際に障害が起きたときに予備サーバを使って障害サーバを自動代替する「HAプロビジョニング(自己修復)」を実現しています。

自律型コンピューティング機能
図4:自律型コンピューティング機能
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   ここでいう予備サーバとはOSやアプリケーションがインストールされていない空のサーバであり、予備サーバを使用する必要がでたときに、ClusterPerfect EXがプロビジョニング技術を使って適切なOS/アプリケーション環境で立ち上げます。

   自律型コンピューティング機能を取り入れたことにより、サーバ資源を有効活用しながら安定したレスポンスの確保と高可用性の維持が可能になります。


おわりに

   これまで解説してきたように、ClusterPerfect EXはHAクラスタに新しい技術を取り入れています。またそれらの技術はClusterPerfectにも反映しています。

   今後も企業情報システムにはビジネスグリッドやSOAのような新たな技術が取り込まれていくでしょう。ClusterPerfectはそれらにいち早く対応して、よりよいコンピューティング環境を提供していきます。

ClusterPerfect/ClusterPerfect EXの仕様
ClusterPerfect
対応OS:Windows、Linux、Linux on POWER、Solaris、AIX、HP-UX
認定ミドルウェア:Oracle、DB2、SQL Server、PostgreSQL、Notes、Webサーバ、メールサーバ、NFSサーバ、HULFT、サイボウズほか

ClusterPerfect EX
対応OS:Windows、Linux、Solaris
認定ミドルウェア:Oracle、DB2、SQL Server、PostgreSQL、Notes、WebSphere、Apache、IIS、HULFT、サイボウズほか

詳細は製品ホームページでご確認ください。

お問い合わせ先
東芝ソリューション株式会社
プラットフォームソリューション事業部
E-Mail:
cluster@toshiba-sol.co.jp
URL:http://clusterperfect.toshiba-sol.co.jp
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東芝ソリューション株式会社 望月 進一郎
著者プロフィール
東芝ソリューション株式会社  望月 進一郎
オフコンのOS開発からスタートして、その後5年間シリコンバレーでソフトウェア開発とマーケティングを担当。現在はClusterPerfectの商品企画。


INDEX
第4回:企業情報システムとともに進化するClusterPerfectシリーズ
  企業情報システムとHAクラスタ
  サーバコンソリデーションに最適なClusterPerfect EX
自律型コンピューティングへの対応