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| O社のネット注文システム用ビジネスプロセス | ||||||||||||
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O社のネット注文システムのうちビジネスプロセスを実行する部分は、図1のようなプロセスとして定義することができる。このビジネスプロセスの役割は主にO社に従来から存在するシステムである、注文管理システム、在庫管理システム、発送管理システム、そして社外のシステムのカード決済システムとのデータ連携を行い、注文受信から商品の発送までの一連の流れを1つのサービスとして処理する。 このビジネスプロセスの流れが、具体的にどのようなものかをステップごとに説明する。
表2:ネット注文システムの処理フロー
以上のような、処理フローをビジネスプロセスとして実装することで、当該のネット注文システムのビジネスプロセス部分を実現することが可能になる。 |
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| ビジネスプロセスの実装 | ||||||||||||
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BPIの実装手順の一例としてあげたネット注文システム用ビジネスプロセスの開発手順を説明する。具体的な成果物の作成方法の例としては、BPI開発に対応したIBMの開発ツールであるIBM WebSphere Integration Developer Version 6.0(以下WID)を使用した場合の方法を紹介する。WIDはIBMのビジネスプロセス実行環境であるIBM WebSphere Process Server Version 6.0に対応した統合開発環境である。 システムの実装作業のステップを図2に示す。図2では一番左の列が設計作業の各ステップをあらわし、上から下へと作業を進めていく。中央の列は各設計作業で作成される仕様をあらわしており、一番右の列はその仕様に基づいて作成される成果物をあらわしている。 今回は図2の成果物の列にあるBO定義(XSD)とインターフェース定義(WSDL)について説明する。 |
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