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| 付箋紙を表示するプログラムの作成 | ||||||||||||
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さて、前回「第3回:Adobe AIRで付箋風クライアントを作ろう」では、Adobe AIRの開発環境を作り、「はろーわーるど」と表示するプログラムを構築しました。 今回はこの環境を使って、付箋紙を表示するプログラムを構築しましょう。 |
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| 今のAIRでできること、できないこと | ||||||||||||
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前回にも説明しましたが、AIRは「HTML+JavaScript」と「ActionScript 3」を用いた開発スタイルがあります。 HTML+JavaScriptは、基本的にFirefoxやInternet Explorerなど多くのWebブラウザ上で実現できることは、そのまま行うことができます。そのため、Ajaxと呼ばれるJavaScriptを用いたアプリケーションは、ほぼそのまま動かすことが可能なのです。またセキュリティに関する制約は、今のところ存在していませんので、XMLHttpRequestを使ってすべてのドメインへアクセスすることもできます。 ActionScript 3を使ったスタイルでは、FlexやFlashで実現できることはすべてできます。さらにAIRの拡張として、ローカルファイルへのアクセスやSQLite3を使ったSQLデータベース、PDFの表示などもサポートされています。また、JavaScriptからActionScriptを呼び出したり、その逆も可能なので、どちらの開発スタイルでも結局は同じことができてしまいます。 しかし、現在はβ版のため、正式版ではサポート予定ですが、まだ実装されてない項目もあります。例えば、OSネイティブのメニューは現在Mac OS Xでのみのサポートです。また、右クリックで表示されるコンテキストメニューやタスクトレイは将来サポートされる予定です。 また、現在のAIRはあまり強固なセキュリティモデルを持っていません。将来、セキュリティ機構が組み込まれ、これらの機能が制限される可能性があります。 |
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| AIRで付箋紙アプリケーションを作るには | ||||||||||||
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さて、このAIRを使って付箋紙風のユーザインターフェースを作ってみましょう。 多くの付箋紙ソフトは、常駐型でタスクトレイなどから、新しい付箋を作ります。しかし、現在のAIRではタスクトレイの操作やコンテキストメニューが表示できません。そこで付箋をコントロールするためのウィンドウを作り、そこに新規付箋ボタンや読み込みボタン、保存ボタンなどを配置しましょう。同時に保存結果などのメッセージを表示するための領域も用意します。 |
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