HibernateUtilクラス
HibernateUtilクラス
次に、HibernateのSessionオブジェクトを取得するためのユーティリティを作成する。Hibernate Coreのドキュメントで紹介されているHibernateUtilをコピーしてきて、Hibernate Searchで利用できるように修正を入れる。
この修正により、RDBへの更新とLuceneの検索インデックスへの更新が同期して行われるようになる。

図2:HibernateUtilクラス、起動コマンド
Mainクラス
最後にEmployeeオブジェクトを登録/更新/検索するMainクラスを作成する。このクラスにはプログラムのmain()メソッドも持たせることとし、プログラムは図のコマンド入力で起動できる仕様とする。
Main起動時には「insert」「update」または「query」を引数として与え、それぞれ「データの登録」「タグ情報の更新」および「社員の検索」を実行できるようにする。なお実行を簡単にするために、登録・更新する社員データとタグデータはプログラム中にString配列で埋め込むこととし、タグ情報は乱数によって決定する。そして検索の場合は、String配列で持つすべてのタグ情報をforループですべて検索する。
次に、社員の検索を行うソースコードについて解説する。