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| 今回は | ||||||||||||||||
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今回からアジア・オセアニア諸国のオープンソースソフトウェア事情を解説します。まずは北東アジア、日中韓の連携と中国および韓国政府のオープンソース採用動向を概観します。なお日本の事情の詳細は次々回以降に解説します。 |
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| 北東アジアにおけるOSS推進、日中韓の連携 | ||||||||||||||||
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日本・中国・韓国は2004年度から各国による国際的な協調の一環として、「北東アジアOSS推進フォーラム」という活動を進めています。第1回の会合が2004年4月に北京で開催され、第2回が札幌、第3回はソウルで開催されました。 北東アジアOSS推進フォーラムには技術開発・評価、人材育成、標準化・認証研究といった3つのテーマの合同ワーキンググループ(合同WG)が設置され、各国で協力して進めていく事項に関して討議がおこなわれています。 また、各国で合同WGに対応した活動をおこなうために、日本OSS推進フォーラム、中国OSS推進フォーラム、韓国OSS推進フォーラムが各々で設けられています。日本ではIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が日本OSS推進フォーラムの事務局を担当し、経済産業省、総務省、JISA(社団法人情報サービス産業協会)がオブザーバとして参加しています。 日本OSS推進フォーラムの下にはデスクトップ、ビジネス推進、開発基盤、サポートインフラ、人材育成、標準化・認証の各WGが置かれており、各々のテーマに関して活発な活動がおこなわれています。
日本OSS推進フォーラムホームページ
http://www.ipa.go.jp/software/open/forum/ 日本の各WGの2004年からの活動の成果として、表1の成果が公開されています。また、デスクトップWGから派生したチームによって、小中学校を対象とした「学校教育現場におけるオープンソースソフトウェア活用に向けての実証実験」(http://oss.mri.co.jp/osds/)が実施されています。 |
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表1:各WGの研究成果 |
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