インストールマニアックス3 Hyper-V祭り 公式ルール

1-1.Hyper-V環境の構築 (Self-hostedコースのみ)

事務局から提供されたサーバーハードウェア (Express 5800/S70)にマイクロソフトより無償ダウンロード提供されているMicrosoft Hyper-V Server 2008 R2 (以降、Hyper-V Server) をインストールし、サーバー仮想化環境を構築する。
Hyper-V Serverを利用した仮想化環境の管理(ゲストOSのインストールを含む)のために、別Windowsマシンからのリモート管理環境を構築する。
Microsoft Hyper-V Server 2008 R2の入手 (http://www.microsoft.com/japan/servers/hyper-v-server/default.mspx)
ヒント:Hyper-V Serverのリモート管理環境の構築(奥主ブログへのリンク:http://blogs.technet.com/hirookun/archive/2009/11/04/3291354.aspx

より高速な動作環境を確保するために、事務局提供のハードウェアにメモリを増設することは可能です。その場合は参加者の責任にて増設してください。NECよりサポートを受けられない場合もございます。


1-2.「Hyper-V判定プログラム」について(Self-hostedコースのみ)

Self-hostedコースにご参加の皆様は以下をご確認の上、Hyper-V判定プログラムをセットアップして下さい。

「Hyper-V判定プログラム」セットアップ方法

1)サーバー マネージャーの「役割」の設定画面内の「Webサーバー(IIS)」から「役割サービスの追加」を選び、ASP.NETを有効化する(ASP.NETの有効化と同時に.NET拡張、ISAPI拡張、ASAPIフィルターも有効化されます)。

2)プログラムファイルを下記リンクよりダウンロード
hyper-v.zip判定プログラム(zip形式)

3)ダウンロードしたzipファイル内のhyper-v.aspxファイルを、Webサーバーのルートディレクトリ(デフォルトではc:\inetpub\wwwroot)にコピーする。

4)判定プログラムが正常に動作するかどうか確認する。
例) http://ホスト名/hyper-v.aspx


特別救済策

Hyper-V Serverのリモート管理環境の構築ができない参加者は、Windows Server 2008 R2評価版を利用することを特別に認めます。ただし、Windows Server 2008 R2評価版を利用してコンテストに参加するためには、特定の条件を満たす必要があります。詳しくはFAQを参照ください




2.ゲストOSのインストールとWebサーバーとしての公開

事務局から提供されるWindows Web Server 2008 R2パッケージを利用し、上記Hyper-V Server上のゲストOSとしてインストールする。(Self-hostedコースのみ)
当該ゲストOSをWebサーバーとして構成する。(コース共通)
Self-hostedコースの場合は更に、Port 80番でインターネットからアクセス可能にする(ブロードバンドルーター等の設定が必要)。その際、ダイナミックDNSサービスなどを利用してURLでアクセスできるようにする。(Self-hostedコースのみ)。




3.各種Webアプリケーションのインストール (コース共通)

審査対象アプリケーション(リンク)およびそれ以外のインターネット上から入手できる様々なアプリケーションをゲストOSとしてインストールしたWindows Web Server 2008 R2のWebサーバー上にインストールする。
SQL Server非対応アプリケーションをSQL Server対応に修正してインストールした場合はボーナスポイントを獲得できる。

※SQL Serverは無償のSQL Server Expressを利用してください。
※PHPアプリケーションのSQL Server対応にはSQL Server Driver for PHPを利用してください。




4.技術ドキュメントの作成

上記1〜3の手順を技術ドキュメントとして公開する。公開する場所はコンテスト用サーバー上あるいは外部ブログサービス等インターネットからアクセス可能な場所であれば、どこでも構わない。
SQL Server対応のための修正を行った場合は、修正方法を解説した技術ドキュメントとソースコードを公開する。




5.コンテストの成果を報告する

参加者に配布されたID/Passwordを利用して事務局指定のレポーティングサイトにログインする。
事務局提供のOSで構築されたゲストOSのWeb ServerのURLを報告。
ドキュメント公開ページのURLを報告。
SQL Server対応をした場合はコメント欄に当該アプリケーション名と公開URLおよび技術ドキュメントのURLを記載。


<審査基準>

インストール ポイント

参加者の中でインストールされた数が少ないアプリケーションほどポイントが高い
SQL Server対応を独自に行った場合、追加ボーナスポイントが加算される

ドキュメント数&質に応じたポイント

質の高いドキュメントを公開している場合は加点の対象となる
上位入賞者のインストールポイントが僅差の場合、ドキュメントの質を重視する

 

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