「Wine 11.14」リリース ─ FreeBSDで新WoW64モードをサポート

DirectSoundの7.1ch変換、AES-GMAC、スタートメニューのアイコン表示にも対応

22:17

 Wine HQは7月24日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 11.14」をリリースした。

 「Wine」は、Linux、FreeBSD、macOSなどのUnix系OS上でWindowsアプリケーションを動作させるための互換レイヤ。Windows APIの呼び出しをホストOSの機能へ変換することで、Windowsそのものや仮想マシンを使用せずにWindowsアプリケーションを実行できる。ソースコードはLGPL 2.1以降の下で公開されている。

 「Wine 11.14」では、FreeBSDにおける新WoW64モードのサポート、DirectSoundでの7.1ch形式変換、BCryptにおけるAES-GMAC対応、スタートメニューのアイコン表示などが追加された。また、アプリケーションのクラッシュや表示問題など、計21件のバグが修正されている。

 「Wine 11.14」のハイライトは次の通り。
〇FreeBSDで新WoW64モードをサポート
〇FreeBSD上のAMDプロセッサで互換モードがクラッシュする可能性がある問題を回避
〇DirectSoundでモノラル、ステレオ、4ch、5.1chから7.1chへの形式変換に対応
〇BCryptでAES-GMACアルゴリズムをサポート
〇スタートメニューの項目へアイコンを表示
〇UTF-16 LEのBOMを含むスクリプトをwscriptおよびcscriptで実行可能に
〇Vulkan仕様をバージョン1.4.357へ更新
〇Windows RuntimeのDataWriterを実装
〇ALPCポートを作成するNtAlpcCreatePortを実装
〇Waylandドライバのデッドロックやマルチモニタ関連の問題を修正
〇計21件のバグを修正
など。

 「Wine 11.14」は、Webサイトからダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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Wine 11.14

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