アールエスコンポーネンツ、「Raspberry Pi」の国内生産モデルを販売開始
2016年11月11日(金)
アールエスコンポーネンツは11月10日、ワンボードコンピュータ「Raspberry Pi」シリーズの国内生産モデル「日本製Raspberry Pi 3 Model B」の150個セットの販売を開始すると発表した。
「Raspberry Pi」は、イギリスのラズベリー・パイ財団が開発している名刺サイズのワンボードコンピュータ。昨今では「試作だけではなく実製品へ組み込みたい」というニーズが高まっていたが、従来の海外製造ラインでは国内の厳しい製造管理要求に対応することができなかったという。
今回リリースした「日本製Raspberry Pi 3」は、日本国内で数多くの実績がある製造業社にて製造管理を行っているため、国内の各種管理要求に柔軟に対応できるようになり、ユーザ製品への組み込み販売が容易に行えるようになる。これによって、サイネージ、組み込み機器、産業機器、IoT端末など、幅広いエンタープライズソリューションでRaspberry Piを組込み部品として活用することが可能となるという。
販売方法はRSオンラインによる通信販売となる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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