「OpenSSL」に複数の脆弱性
2016年11月12日(土)
「OpenSSL」の各バージョンに複数の脆弱性が発見された。
発見された脆弱性は、CVE-2016-7053、CVE-2016-7054、CVE-2016-7055。重要度は高(High)、中(Medium)、低(Low)。複数の脆弱性が存在するため、ユーザにはアップグレードが強く推奨される。
影響を受けるバージョンは、「OpenSSL 1.1.0b以前のバージョン」「OpenSSL 1.0.2h以前のバージョン」。「OpenSSL 1.1.0系列」の利用者は「1.1.0c」にアップグレードする必要がある。なお、「1.0.2系列」には重要度の低い脆弱性のみ(CVE-2016-7055)が存在するため、公式には次回のリリースで脆弱性が修正されるという。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
JVN
その他のニュース
- 2024/11/19 Fortinet、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表
- 2024/11/18 Linuxカーネル「Linux 6.12」リリース
- 2024/11/18 「Docker Desktop 4.35」リリース
- 2024/11/17 「GCC 15」におけるC言語のデフォルトバージョンをC23に移行
- 2024/11/16 オープンソースの圧縮・解凍ソフト「PeaZip 10.1.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- OpenSSL に複数の脆弱性、修正した「OpenSSL 1.1.0d/1.0.2k」リリース
- 「OpenSSL」に複数の脆弱性、アップデートリリース
- 「OpenSSL」の各バージョンに脆弱性
- JPCERT/CC、「OpenSSL 1.1.1k」以前に存在する脆弱性について注意喚起
- JPCERT/CC、「OpenSSL 1.1.1k」以前に存在する脆弱性について注意喚起
- Intelの複数の製品に脆弱性、アップデートが提供される
- Intelの複数の製品に脆弱性、アップデートが提供される
- 「OpenSSL 1.1.0e」リリース、脆弱性の修正
- 「OpenSSL 1.1.0e」リリース、脆弱性の修正
- 「OpenSSL 1.1.1、1.0.2」にバッファオーバーフローの危険がある脆弱性