RethinkDBのソースコードがLinux Foundationに寄贈される
2017年2月13日(月)
RethinkDB.comは2月6日(現地時間)、「RethinkDB」のソースコードをThe Linux Foundationが取得したと発表した。これにより、RethinkDBは今後The Linux Foundationのプロジェクトとして開発されることになる。
「RethinkDB」は、オープンソースのNoSQLデータベース。リアルタイムWebアプリケーション向けのデータベースと位置付けられている。RethinkDB.comは、資金繰りの関係で2016年10月に活動停止となっていたが、今回RethinkDBをオープンソースプロジェクトとして存続させる道を探った結果、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)がソースコードの権利を取得し、Linux Foundationに寄贈された。
また、これに伴い、RethinkDBのライセンスは「Apache License 2」に変更される。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
リリースアナウンス
その他のニュース
- 2025/1/31 パーティション編集ツール「GParted 1.7.0」リリース
- 2025/1/30 Linuxディストリビューション「KaOS 2025.01」リリース
- 2025/1/30 機械学習フレームワーク「PyTorch 2.6」リリース
- 2025/1/28 Microsoft、NoSQLデータベース「DocumentDB」をオープンソース公開
- 2025/1/27 「Vivaldi 7.1」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- Linux Foundationがミニカンファレンスを開催。オープンソースプロジェクト運営のポイントを語る
- 米MSがOSSネットワークソフトを発表、HBaseのSQLレイヤー「Apache Phoenix 4.7」を公開、ほか
- The Linux Foundation、HPC環境向けフレームワーク開発プロジェクトを立ち上げ
- ONSに参加する意図をOpenStack FoundationのJonathan Bryce氏に訊いてみた
- The Linux Foundation、エッジングコンピューティングの標準化を目指す団体「LF Edge」を立ち上げ
- The Linux Foundation、エッジングコンピューティングの標準化を目指す団体「LF Edge」を立ち上げ
- プロジェクト支援、リサーチ活動、エンジニア教育など、年次報告書「The Linux Foundation Annual Report 2021」に見る、Linux Foundationの活動トピックス
- Google Cloudの開発責任者が語るKubernetesの成功の秘訣
- Linux Foundationが語るハーモナイゼーション2.0とは?
- CloudNative Days Spring 2021開催。CNCFのCTOが語るクラウドネイティブの近未来