Microsoft、NoSQLデータベース「DocumentDB」をオープンソース公開
2025年1月28日(火)
Microsoftは1月23日、NoSQLデータベース実装「DocumentDB」をオープンソースソフトウェアとしてリリースした。
「DocumentDB」はPostgreSQLをベースとしたデータベース実装。「PostgreSQL」をベースに、BSON形式のデータを扱う「pg_documentdb_core」と、APIを提供する「pg_documentdb」からなる。BSON(Binary JSON)はJSON形式の拡張であり、DocumentDBではBSON形式でデータを扱うことができる。
Microsoftは、DocumentDBをオープンソースとして公開することによって、NoSQLの標準策定を目指すとしている。Microsoftによると、NoSQLはこれまで相互運用性が不十分な状態で運用されてきており、標準化によって互換性・相互運用性を高める狙いがあるという。
「DocumentDB」は、GitHubから入手できる。
Blogによる記事
「DocumentDB」はPostgreSQLをベースとしたデータベース実装。「PostgreSQL」をベースに、BSON形式のデータを扱う「pg_documentdb_core」と、APIを提供する「pg_documentdb」からなる。BSON(Binary JSON)はJSON形式の拡張であり、DocumentDBではBSON形式でデータを扱うことができる。
Microsoftは、DocumentDBをオープンソースとして公開することによって、NoSQLの標準策定を目指すとしている。Microsoftによると、NoSQLはこれまで相互運用性が不十分な状態で運用されてきており、標準化によって互換性・相互運用性を高める狙いがあるという。
「DocumentDB」は、GitHubから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]Blogによる記事
その他のニュース
- 2025/3/5 Webブラウザ「Firefox 136」リリース
- 2025/3/5 Gitリポジトリ管理ソフトウェア「GitLab 17.9」リリース
- 2025/3/4 Microsoft、「TypeScript 5.8」リリース
- 2025/3/3 「OpenSSH 9.9p2」リリース
- 2025/3/3 Microsoft、「Skype」を5月で廃止すると発表、「Microsoft Teams」へ移行
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- AzureのNoSQL実装のDocumentDB、世界規模でスケールする凄さを垣間見た
- オープンソースのデータベース「MongoDB 8.0」リリース
- アシスト、オープンソースデータベース「PostgreSQL」の各種支援サービスを新バージョン9.4に対応
- オープンソースのデータベース「MongoDB 3.2」リリース
- オープンソースのデータベース「MongoDB 4.2」リリース
- オープンソースのデータベース「MongoDB 5.0」リリース
- DB利用の幅を広げるPostgreSQLの存在感、.NETをオープンソースにしてLinuxとMacにポート、ほか
- MongoDB Tokyo 2013で語られた、NoSQLを上手に使うためのポイントとは
- ドキュメント指向データベースと列指向データベース
- EnterpriseDBのCTOに聞いた、エンタープライズ版PostgreSQLのこれから