ペネトレーションテスト・エシカルハッキング向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2017.3」リリース
2017年11月23日(木)
ペネトレーションテスト向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2017.3」が11月21日(現地時間)、リリースされた。
「ペネトレーションテスト」は、ネットワークに接続されているコンピュータに対して侵入を試みることによってシステムに脆弱性がないかをテストするテスト。「Kali Linux」はDebian GNU/Linuxをベースとし、ペネトレーションテストやエシカルハッキング(破壊目的でないハッキング)機能を多数搭載したLinuxディストリビューション。
「Kali Linux 2017.3」はカーネルに「Linux 4.3.10」を採用、デフォルトにおけるCIFSのSamba 3.0への対応、TLSサポート統合などが加わっている。また、階層型ノート機能「CherryTree」ツールが追加されるなど複数の機能が追加されたほか、不具合も修正されている。
「Kali Linux 2017.3」はISOイメージのほかVirtualBox、VMWare、Hyper-Vなどに向けた仮想マシンイメージがWebサイトに公開されている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
プレスリリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2024.3」リリース
- 侵入テストなどに向けたLinuxディストリビューション「Gnoppix 24.1」リリース
- クラウド・IoTセキュリティ向けディストリビューション「Parrot Security 3.2」リリース
- Ubuntuベースの軽量Linuxディストリビューション「Linux Lite 3.4」リリース
- 組み込み向けのLinuxディストリビューション「Oryx Linux 0.2.0」リリース
- セキュリティに特化したLinuxディストリビューション「Parrot 3.10」リリース
- Linuxディストリビューション「Mageia 6」リリース
- Linuxディストリビューション「Mageia 6」リリース
- Raspberry pi向けLinuxディストリビューション「Raspbian Stretch」リリース
- DebianからフォークしたLinuxディストリビューション「Devuan Jessie 1.0」リリース