富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、IoT/組み込み機器向けマルウェア対策ソフトウェア「WhiteSec」を発表
2017年12月29日(金)
富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは12月25日、IoT/組み込み機器向けにマルウェア対策ソフトウェア「WhiteSec」を販売開始した。
「WhiteSec」は、マルウェアの実行を抑止するホワイトリスト実行制御機能や、USBメモリなど外部媒体からのマルウェア侵入を防ぐデバイス制御機能、デバイス上の脆弱性からマルウェア感染を防ぐメモリ保護機能など、IoT/組み込み機器に最適化した高度なセキュリティ機能により、サイバー攻撃からデバイスを保護するソフトウェア。さらなる進展が予測されるIoT機器のセキュリティを高めるソフトウェアとして発表された。特徴としては、
〇予め登録されたホワイトリスト実行制御で未知のマルウェアの活動をブロックする
〇USBメモリなどのデバイス制御で外部からのマルウェア侵入を抑止
〇メモリ保護で脆弱性を突いた不正なコード実行を防止
〇機器の性能に影響を与えないセキュリティ対策
となっている。
対応OSはWindows XP Embedded、Windows Embedded 2009、Windows Embedded 7、Windows 10 IoT、組み込みLinux (2018年4月対応予定)。
販売価格は個別見積り。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
プレスリリース
その他のニュース
- 2024/12/25 プログラム言語「Ruby 3.4.0/3.4.1」リリース
- 2024/12/25 Apple Silicon向けの「Fedora Asahi Remix 41」リリース
- 2024/12/24 「PHP 8.4.2」リリース
- 2024/12/24 Arch Linuxをベースとした「CachyOS」の2024年12月版リリース
- 2024/12/23 システム管理者向けライブLinuxディストリビューション「Grml 2024.12」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- IoT/組み込み機器向けマルウェア対策「WhiteSec」のLinux版を販売開始
- IoT/組み込み機器向けマルウェア対策「WhiteSec」のLinux版を販売開始
- 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、OSSベースのデータ統合製品を販売開始
- 組み込みシステムの課題を解決する「EMConnect」を提供開始
- Windows Embedded CEのアーキテクチャ
- これからの組み込み機器とWindows Embedded
- 組み込みOSが必要とされる機器とその理由
- レッドハット、「Red Hat Embedded Program」を国内で提供開始
- IARシステムズ、Linuxでの効率的な組み込みソフトウェアビルドツールを提供開始
- 富士通SSL、標的型メール攻撃の危険性を警告する「SHieldMailChecker 標的型メール対策」を販売開始