Amazon Web Services、クラウドでトレーニングした機械学習推論をエッジデバイスで実行する「AWS Greengrass ML Inference」を発表
2018年4月14日(土)
Amazon Web Services(AWS)は、クラウドのエッジとして接続したデバイスで機械学習推論を実行できる新サービス「AWS Greengrass ML Inference」を発表した。
「AWS Greengrass」は、クラウド上のエッジデバイスでAWS Lambdaによるプログラミングを実現するほか、クラウドとのデータ同期やメッセージングなどを可能にするソフトウェア。「AWS Greengrass ML Inference」は、AWS Greengrassに、エッジデバイス上で機械学習による推論機能の実行機能を追加したものとなる。
「AWS Greengrass ML Inference」は、Apache MXNet、TensorFlow、Caffe2、CNTKに対応しており、AWS上でトレーニングした機械学習モデルをAWS Greengrassからの操作でエッジデバイスに簡単に転送できる。また、AWS Greengrassコンソールでエッジデバイスのハードウェアアクセラレーターをリソースとして指定すれば、ローカルのアクセラレーターデバイスを活用できる。
「AWS Greengrass ML Inference」によって、クラウドでの機械学習の構築とトレーニング、エッジデバイスでの実行を支援する環境が揃う。
(川原 龍人/びぎねっと)
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