OpenSSL Project、「OpenSSL 1.1.1」をリリース
2018年9月13日(木)
OpenSSL Projectは9月11日(現地時間)、SSL/TLSプロトコルのオープンソースライブラリ「OpenSSL 1.1.1」をリリースした。
OpenSSLは、「SSLeay」ライブラリをベースとした暗号化ライブラリ。1998年から開発が始まり、足かけ12年の期間を経て「バージョン1.0」がリリースされた。「OpenSSL 1.1.1」はLTS版としてリリースされ、最低でも5年間のサポートが提供される。「OpenSSL 1.1.1」では、TLS v1.3が新たにサポートされたほか、新しい暗号化アルゴリズム(SHA3、SHA512/224、SHA512/256、EdDSA、X448など)への対応など、複数の変更が加わっている。
OpenSSLはApache License下で配布されており、Webサイトから無償でダウンロード・入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Change Log
その他のニュース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
- 2024/12/9 JavaScript/TypeScript対応Webフレームワーク「Astro 5.0」リリース
- 2024/12/8 openSUSE project、「openSUSE Leap micro 6.1」をリリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- データ漏洩を調査するツール「Firefox Monitor」が日本語に対応
- Mozilla、Firefoxに新しいメモリツールを導入
- 「Firefox 60」リリース、パスワードに依存しない認証「WebAuthn」をサポート
- 「Firefox 60」リリース、パスワードに依存しない認証「WebAuthn」をサポート
- GroundWork Monitorの設定
- iOS版「Firefox」のパブリックプレビュー版を公開、Cassandra+Sparkはデータ分析の強力タッグとなるか? ほか
- プライバシー保護を強化したモバイル向けWebブラウザ「Firefox Focus」リリース
- Firefox互換の「Pale Moon 27.9.4」リリース
- MySQL Enterprise Monitor 3.0:MySQLの運用監視ツール
- Webブラウザ「Firefox 130」リリース