オープンソースのCMS「Drupal」に重要なセキュリティ修正

2018年10月23日(火)

drupal.orgは10月18日(現地時間)、オープンソースのCMS「Drupal 8.6.2/8.5.8/7.60」をリリースした。いずれもセキュリティ修正が施されたメンテナンスリリースとなっている。

「Drupal」は、当初はBBSシステムとして開発されたシステム。PHPで実装されており、ApacheやIISで動作する。動作にはMySQL、PostgreSQL、MongoDBなどのRDBMSが必要。Drupalはユーザ管理、レイアウトカスタマイズ、ブログ作成システム、フォーラムなどCMSの基本的な機能をカバーしている。

「Drupal 8.6.2/8.5.8/7.60」では、リモートからシステムの制御権が不正に奪取される危険のある脆弱性が修正されている。Drupalの管理者にはアップデートを適用することが強く推奨される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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