オープンソースのCMS「Drupal」に重要なセキュリティ修正
2018年10月23日(火)
drupal.orgは10月18日(現地時間)、オープンソースのCMS「Drupal 8.6.2/8.5.8/7.60」をリリースした。いずれもセキュリティ修正が施されたメンテナンスリリースとなっている。
「Drupal」は、当初はBBSシステムとして開発されたシステム。PHPで実装されており、ApacheやIISで動作する。動作にはMySQL、PostgreSQL、MongoDBなどのRDBMSが必要。Drupalはユーザ管理、レイアウトカスタマイズ、ブログ作成システム、フォーラムなどCMSの基本的な機能をカバーしている。
「Drupal 8.6.2/8.5.8/7.60」では、リモートからシステムの制御権が不正に奪取される危険のある脆弱性が修正されている。Drupalの管理者にはアップデートを適用することが強く推奨される。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
アナウンス
その他のニュース
- 2024/11/24 ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 4.4.2/4.2.9」リリース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。