OpenAI、簡単生成の言語モデル「GPT-2」をオープンソースとして公開
2019年2月16日(土)
OpenAIは2月14日(現地時間)、簡単生成の言語モデル「GPT-2」の限定版をオープンソースソフトウェアとして公開した。
この技術が悪意あるアプリに流用される懸念から、GPT-2をオープンソース化はせず、縮小版モデルと論文のみ公開した。
「GPT-2」は、ネットにある40Gbytesの文章の、次の単語を予測するように訓練された言語モデル。固定された訓練用データセットを使わず、Webページのデータセットをそのまま訓練に使っている。文章の冒頭の文章を与えると、与えられたテキストの文体と内容に適応した文章を生成するという。
「GPT-2」は、文章作成に応用できるものの、フェイクニュースの生成やなりすましなどに悪用される懸念があるため、今回、機能限定版のみが公開されたという。「GPT-2」の機能限定版は、GitHubに公開されている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Blogによる記事
その他のニュース
- 2024/12/15 オープンソースの監視ソフトウェア「Zabbix 7.2.0」リリース
- 2024/12/14 AWS、「Data Exports for FOCUS 1.0」の一般提供を開始
- 2024/12/13 Linuxディストリビューション「OpenMandriva Lx 24.12 "ROME"」リリース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- Linuxシステム構築支援パッケージ「Linux From Scratch 11.0」リリース
- Linuxシステム構築支援パッケージ「Linux From Scratch 8.0」がリリース
- Linuxシステム構築支援パッケージ「Linux From Scratch 10.0」リリース
- TomcatをLinuxへインストールしよう!(パッケージ管理システム編)
- OpenLDAP環境構築(前編)
- TomcatをLinuxへインストールしよう!(圧縮アーカイブ編)
- NT4.0→Samba3.0への移行(2)
- 必読!ログファイルとディレクトリ
- Windows AzureにPerlのアプリケーションをインストールする(クエスト9)
- SUAのコミュニティに潜入!