Sophos、「Sandboxie」の無償化およびオープンソースへの移行を発表
2019年9月16日(月)
Sophosは9月10日(現地時間)、「Sandboxie」を無償化し、オープンソースへ移行することを発表した。
「Sandboxie」は、信頼できないWindowsアプリケーションを隔離環境(Sandbox)で実行するツール。アプリケーションの実行をSandbox内で行うことによって、アプリケーションに不適切な処理・悪質な処理が含まれていて脆弱性を突かれるという場合でも、システムやユーザデータには影響が出ないようになっている。「Sandboxie」を利用することで、不審なソフトウェアをテストしたり、既存のアプリケーションに追加の防御策を追加するといった場合に利用できる。
「Sandboxie」はシェアウェアとなっていたが、近年WindowsにもSandboxが標準的に搭載されたり、Sandboxの機構を備えたWebブラウザも増加しているなどの状況から無償化し、オープンソースへの移行を決めたという。なお、オープンソースへの移行には時間がかかるとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
ニュースリリース
その他のニュース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
- 2024/12/9 JavaScript/TypeScript対応Webフレームワーク「Astro 5.0」リリース
- 2024/12/8 openSUSE project、「openSUSE Leap micro 6.1」をリリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- オープンソースの電子書籍管理ソフト「Calibre 4.0」リリース
- オープンソースのリソース管理ウェア「Apache Mesos 1.0」リリース
- オープンソースのスパムフィルタ「Rspamd 1.4」リリース
- オープンソースのスパムフィルタ「Rspamd 1.6」リリース
- オープンソースのスパムフィルタ「Rspamd 1.6」リリース
- Sophos、SSHサーバを標的としたDoSボットネット活動に関する警告を発表
- コード検索ツール「Sourcegraph」オープンソースソフトウェアとして公開
- コード検索ツール「Sourcegraph」オープンソースソフトウェアとして公開
- オープンソースのCMS「シラサギ 1.12.2」リリース
- Microsoft、EdgeのJavaScriptエンジン「ChakraCore」をオープンソース化