Sophos、「Sandboxie」の無償化およびオープンソースへの移行を発表

2019年9月16日(月)

Sophosは9月10日(現地時間)、「Sandboxie」を無償化し、オープンソースへ移行することを発表した。

 「Sandboxie」は、信頼できないWindowsアプリケーションを隔離環境(Sandbox)で実行するツール。アプリケーションの実行をSandbox内で行うことによって、アプリケーションに不適切な処理・悪質な処理が含まれていて脆弱性を突かれるという場合でも、システムやユーザデータには影響が出ないようになっている。「Sandboxie」を利用することで、不審なソフトウェアをテストしたり、既存のアプリケーションに追加の防御策を追加するといった場合に利用できる。

 「Sandboxie」はシェアウェアとなっていたが、近年WindowsにもSandboxが標準的に搭載されたり、Sandboxの機構を備えたWebブラウザも増加しているなどの状況から無償化し、オープンソースへの移行を決めたという。なお、オープンソースへの移行には時間がかかるとしている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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