parallels、Mac OS X向け仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 16 for Mac」を発表
2020年8月14日(金)
parallelsは8月11日、Mac OS X向け仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 16 for Mac」を発表した。
「Parallels Desktop for Mac」は、Intelプロセッサ搭載のMacでMac OS XとWindowsの同時使用を可能にする仮想化ソフトウェア。Windowsのほか、Linuxなどの実行も可能。OSを切り替えるたびに再起動する必要がなく、Mac OS Xの機能と操作性はそのまま利用することができる。その他、全画面モードでWindowsを実行できる、WindowsとMac OS X間で簡単にファイル共有ができる、複数の仮想OSが実行可能であるなどの機能をもつ。
「Parallels Desktop 16」は、これまでリリースされた中でもっとも高速なバージョンになっており、以前のバージョンに比べて、起動速度は2倍になっているという。また、Windowsの再開と終了は、最大で20%高速化される。また、グラフィックに大幅な機能改良が加わっており、大量のリソースを消費する Windowsアプリケーションも簡単に実行可能となった。また、カーネル拡張機能を改良し、「Macにおいて最高のWindows パフォーマンスを実現した」という。「Parallels Desktop 16」は、「MacOS Big Sur 11.0」向けに最適化されており、デザインも一新され、セットアップの簡便化も図られているという。
(川原 龍人/びぎねっと)
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