ヤマハ、中小企業向けUTMアプライアンス「UTX100」「UTX200」リリース
2021年1月26日(火)
ヤマハは1月25日、中小規模企業に必要とされるセキュリティ機能を1台で提供する、UTM(Unified Threat Management、統合脅威管理)アプライアンス「UTX100」「UTX200」を3月に発売すると発表した。
今回発売する「UTX100」「UTX200」は、Check Point Software Technologiesとの協業により、設置するだけで複数のセキュリティ施策を導入することが可能となる。従来のネットワークセキュリティ機器に標準搭載されていたファイアウォール機能に加え、マルウェアや標的型攻撃など様々な脅威に対抗するために、アプリケーションコントロール、URLフィルタリング、侵入防止(IPS)、アンチウイルス、アンチボット、アンチスパム機能を搭載している。
同製品を利用すると、ユーザのIPアドレス、アプリケーション、通信プロトコルなどを基にしたルールを作成し、通信を管理することができる。また、ユーザやグループ別にネットワークアクセスの制限や利用帯域を細かく設定できる。Active Directoryサーバーと連携してアクセス制限を設定することも可能。また、8,400を超えるアプリケーション(2021年1月時点)を150以上のカテゴリーに分類し、セキュリティの脅威となるアプリケーションを遮断することができる。遮断対象を追加したり、個別で許可することも可能。その他、さまざまなセキュリティの脅威となり得る事項に対して対策することが可能。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
ニュースリリース
その他のニュース
- 2024/10/10 「OpenBSD 7.6」リリース
- 2024/10/10 パッケージ管理システム「RPM 4.20.0」リリース
- 2024/10/9 「Qt 6.8」リリース
- 2024/10/8 KDE、デスクトップ環境「KDE Plasma 6.2.0」リリース
- 2024/10/8 「Python 3.13.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- リンク、ベアメタル型アプリプラットフォームにおいて広帯域向けUTMサービスの提供を開始
- バッファロー、スマートフォン・タブレットのアプリケーション開発資産を活用できるAndroidベースのIoTアプライアンス「GU-100」を発表
- キヤノンITS、中堅企業のセキュリティ運用を支援するSOCサービスの提供を開始
- ヤマハが世界のIoT標準化を推進? 新天地開拓の行く末はいかに
- アプライアンスの動向とWebサイトの最適化
- サイバートラスト、脆弱性管理機能を付加したシステム監視アプライアンス「MIRACLE ZBX Virtual Appliance V5.0 Suite」を提供開始
- サイバートラスト、脆弱性管理機能を付加したシステム監視アプライアンス「MIRACLE ZBX Virtual Appliance V5.0 Suite」を提供開始
- NodPass、年次レポートでパスワードとして多用される文字列200個を発表
- 日本IBM、プライベートクラウド向け新アプライアンス「IBM Bluemix Local System」を発表
- チェック・ポイント、脅威の実行をエミュレートして攻撃を防御するセキュリティ・ソリューションを発表