Ubuntuが10年間のメンテナンス提供を行う「Ubuntu Pro」発表、小規模向けに5台まで無償

Canonicalは10月5日(現地時間)、10年間のメンテナンス提供を行うサブスクリプション「Ubuntu Pro」を発表した。

　「Ubuntu Pro」は、「Ubuntu 16.04 LTS」以降のすべてのUbuntu LTSに対して利用可能となっており、個人および小規模な商用利用向けには無料利用枠として最大5台のマシンまで利用できる。「Ubuntu Pro」には、カーネルライフパッチが可能な「Canonical Livepatch」、セキュリティアップデート、ゼロデイ攻撃に対する脆弱性への24時間以内の対応などが含まれる。

　このほか、エンタープライズグレードのサポートとの組み合わせも可能。MAAS、LXD、Kubernetes、OpenStack、Ceph／Swiftストレージなどのオープンインフラストラクチャに加えて、さまざまなオープンソースアプリケーションもカバーしている。

　なお、Ubuntu Advantage for Infrastructureサブスクリプションは、「Ubuntu Pro（Infra-only）」に変更となる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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