Kaspersky Lab、Windowsにおいて修正パッチ公開済みで悪用され続けている脆弱性について注意喚起

Kaspersky Labは3月14日(現地時間)、Windowsにおいて修正パッチが公開されている脆弱性のうち、一部のものが未だに悪用されているとして注意喚起を発表した。

現在でも悪用されているとされた脆弱性は次の通り。

〇CVE-2022-22047/CVE-2022-37989 Windows Client Server Run-time Subsystem(CSRSS)における特権不正昇格の脆弱性
〇CVE-2022-29104/CVE-2022-41073 プリントスプーラにおける特権不正昇格の脆弱性
〇CVE-2023-36874 エラー報告サービスにおける特権不正昇格の脆弱性
〇CVE-2023-35359 Windowsカーネルにおける特権不正昇格の脆弱性
〇CVE-2021-26415 インストーラにおける特権不正昇格の脆弱性

これらの脆弱性は、いずれも容易な手段で悪用できるため、攻撃者が好んで悪用していると考えられる。

これらの脆弱性は、いずれも既に修正パッチが公開されているため、Windowsをアップデートし、最新の状態を保つことによって攻撃を回避することができる。管理者は、Windowsに定期的にアップデートを施し、最新の状態を維持することが求められる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
アナウンス