中部電力とNEC、火力発電の運転をビッグデータ分析で支援するサービス事業を実施
2016年6月30日(木)
中部電力とNECは6月24日、国内外の発電事業者向けに、火力発電の運転を支援するサービス事業を共同で実施すると発表した。
今回実施するサービスは、火力発電設備から得られる大量の運転データ(ビッグデータ)を基に、設備故障の予兆の監視や、発電効率の低下および設備故障の要因分析を最新技術を用いて行い、火力発電所の運転を高度化させるもの。
今回のサービスの実施にあたり、中部電力の火力発電に関する運転保守技術とNECのデータ分析技術を組み合わせた運転支援システムを開発する。このシステムを導入することにより、中部電力の火力発電設備の信頼性向上や設備保安の高度化が実現できるという。
両社は、今後もそれぞれの知見を活かしたサービス展開や、IoTやAI、ビッグデータ技術などのIT技術を取り入れた火力発電技術の高度化などに取り組む予定。
(川原 龍人/びぎねっと)
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