CA Technologies、レプリケーションソリューションの最新版を発表

2012年8月10日(金)

CA Technologiesは8月9日、レプリケーションソリューションの最新版「CA ARCserve Replication r16 SP2」および「CA ARCserve High Availability r16 SP2」を8月22日より提供開始することを発表した。

CA ARCserve Replication/High Availabilityは、データやアプリケーションの保護、復旧、可用性を簡単かつ確実に実現するソリューション。最新版の「CA ARCserve Replication/High Availability r16 SP2」では、ネットワークアドレス変換(NAT)への対応やワークグループのアクセス権(ALC)の複製といった、柔軟性と使いやすさを向上する新機能が追加され、活用が進んでいるクラウド環境での災害対策が容易に実現できるようになった。

CA ARCserve Replication/High Availability r16 SP2の主な新機能と強化点は下記の通り。

●ネットワーク・アドレス変換(NAT)に対応(新機能)
NAT環境下にあるサーバーとインターネット上にあるサーバー間で相互にレプリケーション/リストアができるようになった。既存の暗号化機能やマルチストリーミング機能にこの新機能が加わることで、災害対策におけるデータの複製先としてクラウド仮想マシンを活用しやすくなる。

●ワークグループのアクセス権(ACL)の複製(新機能)
Active Directoryドメインに参加していないワークグループのサーバー間でもファイル/フォルダのNTFSアクセス権(ACL)を複製することができるようになる。この機能により、複製先でアクセス権を設定する必要がなくなるため、特にファイルサーバーの災害対策、冗長化がより簡単に行えるようになる。

●帯域制御機能の曜日指定
ネットワーク使用率を制御する帯域制御機能が強化され、従来のように時間帯を指定するだけでなく曜日指定もできるようになる。たとえば、「ユーザーの回線使用量が多い平日の日中は帯域制御を行ってレプリケーションによる転送量を抑え、週末は帯域制御を行わない」といったきめ細かい設定が可能なため、ネットワークをより効率的に利用できる。

●ブロックレベル同期のパフォーマンス改善
従来のバージョンではブロックレベル同期を実行する際に、マスター(複製元)サーバーのディレクトリ情報を取得するため、マスターサーバー上でのデータの更新を一時的にフリーズさせていた。このリリースのブロックレベル同期では、ファイルレベル同期と同様VSSスナップショットを使いディレクトリ情報を取得するよう仕様が変更されている。そのため、グループウェアのようにデータベースと細かいファイルが混在する環境でブロックレベル同期を行っても、マスターサーバーへのアクセス停止を気にする必要がなくなる。

●Microsoft SQL Server 2012 のサポート
Microsoft SQL Server 2012のデータをレプリケーションすることができるようになる。

●リワインド機能の強化
従来はHyper-Vシナリオのみであったリワインド・ブックマークのスケジュール機能が拡張され、Microsoft SQL Serverシナリオにおいても、あらかじめ設定した時刻に自動でリワインド・ブックマークを作成することができるようになる。また、GUIが改善されたことにより、大量のリワインド・ポイントがある環境でも短いロード時間でリワインド・ポイントを選択できるようになる。

CA Technologies
http://www.ca.com/jp/

ニュースリリース
http://www.ca.com/jp/news/Press-Releases/apac/2012/jp-20120809-ca-arcserve-rha-r16sp2.aspx

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