さくらインターネット、「さくらのクラウド」サーバプランを刷新し、ラインアップを倍増
さくらインターネットは7月2日、ハウジングの自由度とクラウドの使い勝手をあわせもつ仮想データセンターサービス「さくらのクラウド」のサーバプランを刷新し、2013年7月3日より提供開始すると発表した。
今回、サーバプランを刷新し、合計21種類から42種類へとラインアップを倍増することにより、用意されたプランからサーバを選ぶのではなく、CPUとメモリを自在に組み合わせて使う自由度を実現した。
また、現行プランと同スペックのものは最大で33%、平均で13%の値下げとなり、さらなるコストパフォーマンスを追求した。「メモリ1GBのプランがほしい」という声に応え、1日あたり95円、月額1,900円で使える1コア1GBプランも投入する。
刷新されるサーバプランの主な特徴は下記の通り。
クラウドを利用することにより、サーバの増減や利用期間に縛りがないという自由を手にした一方、物理サーバにはなかった「使いたいスペックのサーバが使えない」という窮屈さが生まれている。サービスリリース当初、「さくらのクラウド」は13プランからスタートし、「CPUだけ増やしたい」という声にお応えし、昨年2月にハイCPUプランを追加投入、現在は21プランへと拡充されている。
今回、サーバスペックにおける自由度をさらに拡張し、合計42種類へとラインアップを倍増、用意されたプランからサーバを選ぶのではなく、CPUとメモリを自在に組み合わせて使う自由度を提供する。使いたい分だけ使えるのがクラウド最大の良さ。それをサーバ台数や利用期間だけでなく、サーバスペックでも実現した。
また、人気のハイCPUプランを中心として、同等スペックの新プランの価格が最大で33%、平均13%の値下げとなり、CPUパワーを必要とするシステムでは大きなコスト削減が可能となる。圧倒的な性能とコストパフォーマンスに定評のある「さくらのクラウド」が、さらに使いやすくなった。
現行プランでは、1コア2GBのプラン1(月額2,500円、日割126円)がミニマムスペックだったが、「メモリ1GBのプランがあるとうれしい」というユーザーの声に応え、1日あたり95円、月額1,900円で使える1コア1GBプランを追加する。実験や研究目的で自由に使えるサーバや、軽量なサービスのみを動かすサーバなど、スペックに適した用途に活用できる。
6月27日にリリースした新機能「スタティックルーティング」により、IPアドレスブロックのスタティックルートを任意のサーバに設定することが可能となった。フロントにリバースプロキシを設置し、配下にWebサーバ、ローカル側にDBサーバとストレージサーバを置く3層構成や、ファイアウォール機能をもたせたサーバの配下にグローバルIPアドレスを割り当ててDMZを構築するなど、より柔軟で高度なネットワークを実現できる。
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