ニフティ、「ニフティクラウド」のインフラ環境構築を自動化する機能のベータ版を提供開始

2013年6月6日(木)

ニフティは6月4日、パブリック型クラウドコンピューティングサービス「ニフティクラウド」で、サーバー、ファイアウォール、ロードバランサーなど、インフラ環境の構築を自動化する「Cloud Automation β(クラウドオートメーションベータ)」を提供開始した。同時に、8vCPUのサーバータイプ「wlarge」の追加や高性能な追加ディスク「フラッシュドライブ(SSD)」の提供などの機能拡充を行った。

「Cloud Automation β」は、サーバー、ファイアウォール、ロードバランサーなど、インフラ環境の構成や設定を、テキスト形式(JSON)のテンプレートを用いてコントロールパネルから一括で行える機能。これにより、従来手動で行っていた作業を自動化することができる。テンプレートを再利用することで、同じ構成や設定のインフラ環境を簡単に構築することができる。さらに、「ニフティクラウド」でよく利用される構成や設定のサンプルテンプレートを用意し、環境構築の手間の軽減および迅速化を支援する。利用料金は無料。今後は、正式版に向けて、環境構築の自動化だけでなく、システム運用を自動化する機能も提供する予定。

その他の主な機能拡充は以下の通り。

・8vCPUのサーバータイプ「wlarge」を追加

サーバーラインアップに高速演算処理を可能とする8コアのvCPUと最大64GBのメモリーを搭載したハイスペックのサーバータイプ「wlarge」を追加

・「フラッシュドライブ(SSD)」の提供

追加ディスクのラインアップにデータベースを高速に処理できる「フラッシュドライブ(SSD)」を追加

・「セキュアネットワーク」の機能追加

「セキュアネットワーク(http://cloud.nifty.com/service/snw.htm)」においてNATテーブルの設定とグローバルIPアドレスの利用が可能になった



ニフティクラウド
http://cloud.nifty.com/

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