コンテナ向け「Fedora CoreOS」のプレビュー版がリリース
2019年7月25日(木)
Fedora Projectは7月24日(現地時間)、Fedoraの新しいエディション「Fedora CoreOS」のプレビュー版をリリースした。
「Fedora CoreOS」は、コンテナ向けのエディション。コンテナでワークロードを安定して動作させることに主眼を置いたOSとなっており、Red Hatが買収した「CoreOS」の技術がマージされている。「Container Linux」の基本構想がベースとなっており、Open Container Initiative(OCI)をサポートしている。自動アップデート機能も利用できる。
プレビュー版は未だ機能の安定性に問題があり、テストなどの利用を想定している。実用での利用は推奨されない。プレビュー版は6か月を予定としており、その期間を過ぎてから安定版をリリースする予定。
「Fedora CoreOS」のプレビュー版はWebサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Guide
その他のニュース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 「CoreOS Container Linux」と「Fedora Atomic Host」を組み合わせた「Fedora CoreOS」プロジェクトが始動
- Red Hat、OCI準拠コンテナイメージ作成ツール「Buildah 1.0.0」リリース
- 「Fedora 31」 正式リリース
- Red Hat、エンタープライズグレードのLinuxコンテナソリューションセットの提供を開始
- 「Fedora Linux 34」リリース
- runC vs. cc-runtime vs. kata-runtime?コンテナランタイムの内部構造と性能比較
- Red HatがCoreOSを買収へ
- CoreOSのCEOに訊くCoreOSの統合・OpenShiftとの関係
- CNDT2021、CNCFの元TOCメンバーがOSSにおける標準の重要性を解説
- 米MSが「VS Code」のバージョン1.0を公開、OCIをサポートした「Docker 1.11」が登場、ほか