「OpenZFS 2.3.0」リリース

2025年1月14日(火)
 ファイルシステムZFSの開発プロジェクトOpenZFSは1月13日(現地時間)、「OpenZFS 2.3.0」をリリースした。LinuxとFreeBSDの両方が同一のリポジトリでサポートされ、それぞれの全機能が利用できる。

 「OpenZFS 2.3.0」では、「fast dedup」と呼ばれる、高速な重複排除の機構が備わったほか、ダウンタイムなしで既存のRAIDZプールに新しいデバイスを追加するための「RAIDZ拡張サポート」も導入された。また、最新のNVMeソリッドステートストレージのパフォーマンスが大幅に強化されるなど、いくつかの機能強化、不具合の修正などが施されている。

「OpenZFS 2.3.0」は、GitHubから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
OpenZFS Project
Announce

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る