「Fedora 31」 正式リリース

2019年10月30日(水)

Fedora Projectは10月29日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Fedora 31」を正式リリースした。

「Fedora 31」では、カーネルにLinux 5.3が採用されているほか、Node.js 12、Perl 5.30、Golang 1.13、GCC 9.2.1、GNU C Library 2.30など最新のコンポーネントが採用され、利用できるようになった。Pythonもバージョン2から3への移行が進んでおり、pythonコマンドはデフォルトでPython 3を指すように変更された。そのほか、RPMパッケージの圧縮がxzからzstdに変更となり、圧縮効率が向上した。このほかにもさまざまな変更やアップデートが施されている。

「Fedora 31」は、デスクトップ向け「Fedora 31 Workstation」、サーバ向け「Fedora 31 Server」のほか、コンテナ向けの「Fedora CoreOS」(プレビュー)、エッジコンピューティング向け「Fedora IoT」、「Fedora Silverblue」といったエディションが提供される。「Fedora 31」は、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]

リリースアナウンス

※本ニュース記事はびぎねっとITニュースから提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る