ブレインパッド、MapR製品の取り扱いを開始
ブレインパッドは6月16日、IoT時代に求められる、ビッグデータ分析処理基盤として、マップアール・テクノロジーズ(以下、MapR社)が提供する商用Hadoopディストリビューション「MapR M5(Enterprise Edition)」「MapR M7(Enterprise Database Edition)」(以下、MapR製品)の取り扱いを正式に開始することを発表した。
すでにブレインパッドとMapR社による導入実績として、データ分析コンサルティングを提供するQubitalデータサイエンスのデータ分析処理基盤として、150台のMapR製品が採用されており、同社内での活用が進んでいるという。
ブレインパッドは、データ分析の実務を熟知する立場から、クライアント各社の分析課題に最適な最新のハードウェア・ソフトウェアの販売や環境構築を行うなど、データ分析処理基盤の導入支援を行ってきた。
現在、IoT分野が急速に発展する一方でセンシングデータやストリーミングデータによるデータの巨大化と多様化が進み、データ処理速度や簡易性、コスト面などさまざまな課題に対応するべく、データ分析処理基盤の必要性が高まってきている。
このような現状をふまえ、ブレインパッドは、従来のデータ分析処理基盤に加えリアルタイムのデータ分析処理基盤にも活用できる製品として、その高速性・信頼性・運用性の面から、2009年の米国での設立以来、金融・小売・メディア・医療機関・製造業など700社以上の企業に導入実績があるMapR製品の取り扱いを開始することとした。MapR製品は、商用Hadoopディストリビューションの代表的な製品であり、コスト効率がよく、大規模データの高速処理およびストレージを可能にする新しいソフトウェア。ブレインパッドは、MapR社と共同で各社への提案を行うなど、MapR製品の販売活動を強化していく。
今後、ブレインパッドは、IoT時代に向けて効率的かつ効果的なソリューション、サービスの提供を目指し、製品ラインナップの強化を図るとともに、データ分析における企業課題の診断から分析基盤の設計・構築までを行うコンサルティングなどの新たなサービス分野に進出していく。
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