NTT、固定電話をIP網へ順次移行する方針を発表
2015年11月9日(月)
NTTは11月6日、固定電話をIP網へ順次移行する方針を発表した。
発表によると、NTTは従来のPSTN(公衆交換電話網)をIP網に移行する。固定電話をメタル収容装置(加入者交換機)を介してIP網に接続する形とする。この作業では、メタルケーブルを流用することで、ユーザ側での工事などは必要とせず、電話機もそのまま利用できるという。
基本料は可能な限り現状と同等の水準を維持する。距離に依存しないIP網の特性を生かし、通話料は使い易くするという。固定電話が備えていた高い通話品質基準は携帯電話並みに見直す。
2025年頃に中継・信号交換機が維持限界を迎える中で、IP網への移行時期については関係事業者との対応を踏まえて別途公開される。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
プレスリリース
その他のニュース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- ネットワークの接続形態あれこれ(前)
- UCアプリ後編(ビデオ会議、運用ツールなど)
- ネットワーク全体から見る「VoIP入門」
- NTTデータら5社体制で新しいHinemosのアライアンス体制を構築
- NTTデータ、金融勘定系システムのオープン基盤提供に向け本格始動
- ネットワーク通信で押さえておきたい基礎知識(後)
- OSI参照モデルを紐解いていこう ー第2層(データリンク層) ②スイッチングハブ
- OSI参照モデルを紐解いていこう ー第1層(物理層)
- NTTデータ、ミラクル・リナックス、サイバートラストが次世代IoT×エッジコンピューティング分野で協業
- キヤノンITS、「全銀協標準通信プロトコル」に対応した「EDI-Masterシリーズ」の新製品を販売開始、ISDNサービス提供終了に対応