設計と難所への挑戦

2011年10月11日(火)
吉田 彩花舟元 拓斗

実際に難所を攻略してみよう!!

  1. [舟元] 灰色を検出したら、難所処理を始めれば良いってことが分かったね。システムの全体を考えると難しいけど、灰色の検出方法、難所を攻略する方法を別に考えたら分かりやすくない?
  2. [吉田] 問題領域を限定して考えるんだね。なるほど。
  3. [舟元] そうそう、全体を見渡したり、ポイントを絞って考えたりすると良いね。ここでは、難所の一つ「ルックアップゲート」の攻略をチャレンジしてみよう。
  4. [吉田] ルックアップゲートって、通過するだけで良いんでしょ?簡単じゃん!!
  5. [舟元] いやいや、よく見てよ。
  6. [吉田] あわわ。立ったままじゃ通り抜けられないじゃん!!
  7. [舟元] 素通りできたら、難所じゃないよね。
測定箇所 高さ
走行体の全高 255mm
ゲートの高さ 235mm
  1. [吉田] 2センチかぁ、そりゃ通れんわぁ。どうしよう。走行体縮まないよね。
  2. [舟元] そうだねー。こんな感じで攻略するのは、どう?

図4:走行体が後傾して走破するところ
  1. [吉田] お、イケそう。。。けど、一回倒れて、また復帰なんてできるの?
  2. [舟元] んー、どうだろう。試してみないと分からないよね。
  3. [吉田] まずは、尻尾で支えて走れるのかをやってみよっかな。後傾した走行体を尻尾で支えながら前進できればOKだね。モーターって何もしないと、フニャフニャ回っちゃうけどどうしたら固定できるかなー。できれば、指定する角度とかで止まってくれうと嬉しいな。
  4. [舟元] ECRobotのモータ制御API には、ブレーキモードってのがあるよ。
株式会社 永和システムマネジメント

永和システムマネジメントに2011年入社。文系出身で右も左もプログラミングも分からない中、ETロボコンへの参加を命じられ四苦八苦中。

株式会社 永和システムマネジメント

永和システムマネジメントに2011年入社。学生時代に二度ETロボコンに参戦。配属されてから役に立ちそうな技術・知識を盗むべく奮闘中。

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