文書中心のビジネスプロセスをサポートする Alfresco Workdesk
(3)柔軟な設定
上記のビジネスロールや、ビジネスビューは、特別なプログラミング言語を使用せずに、設定により簡単に設定することができます(図1)。Alfresco Workdeskでは、シンプルなUIを提供し、画面のカスタマイズも設定によって柔軟なために、すぐに仕事で利用することができます。また、作成した機能は、“プラグイン”としてアプリケーションを構成、再利用することができます。
例えば、図2のように、Workdeskの上部のメニュー(赤枠)を役割毎に設定する場合には、管理画面で、ユーザーのロール(ユーザーグループ)にあらかじめ用意、またはユーザーが作成したプラグインを選択するだけです(図3の赤枠で許可されたプラグインのみが、図2のメニューになっています)。
Alfresco Contract Management
Alfresco Workdeskをすぐにビジネスで利用できるようにテンプレートとして用意しているのが、Alfresco Contract Managementです。Alfresco Contract Managementは契約書管理についてのテンプレート(図4)で、契約書の作成から、社内の承認プロセス、そして社外からサインされた契約書の返却からその保管まで、一連の契約の流れを管理することができます。
このテンプレートをベースにすることで、この流れに沿う契約書管理はもちろんのこと、類似の業務についてのアプリケーションの構築を迅速に行うことが可能です。
最後に
4回にわたって、Alfrescoの主な特徴をご紹介しました。まだまだ紹介できなかった機能もたくさんあります。食べ物も食べてみないとわからないのと同じように、コンテンツ管理ソフトも使ってみないとその良さがなかなか伝わらないので、まずは一部署などの規模で是非お試しいただきたいと思います。
Alfrescoの理念は、全ての人に”Simple+Smart”を提供することです。業界でいち早く、ハイブリッドクラウドやモバイルに対応したAlfrescoは「簡単で、粋な」コンテンツプラットホームを目指して、今後も発展していきます。ご期待ください。
以下に、Alfrescoの特徴・利点をまとめました。
1. オープンスタンダードを使ったオープンソースのアプリケーション
- 世界中に多くの開発者、大きなコミュニティ、多くの情報
- 最新のフレームワークでアプリケーションを構築、クラウド時代のスケーラビリティにいち早く対応
- 脱ベンダー依存の軽量なアプリケーション
2. モバイルアプリがすぐに利用できる(もちろんオープンソース)
- どこにいても常に最新の情報にアクセス
- 外出先からでもワークフローの承認も可能
3. 真のハイブリッドなコンテンツプラットホーム
- オンプレミスとクラウドを同期、いつでもどこでも最新の情報を社内、社外で共有
- ハイブリッドワークフローにより、社内-社外にまたがるワークフローを利用可能。ドキュメントベースのプロセスを完全に管理
このコンテンツは、オープンソース総合情報サイト「OSSNews」が提供・監修しています。 「OSSNews」では、オープンソースに関する、最新情報、イベント情報やバージョン情報を掲載しています。 Alfrescoのライセンスや動作環境などのソフトウェア情報もご確認できます。
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