「FreeBSD 15.0-RELEASE」リリース

12月7日 20:22

 FreeBSD Projectは12月2日(現地時間)、FreeBSD RELEASEバージョンの最新版、「FreeBSD 15.0-RELEASE」をリリースした。amd64、i386、ia64、sparc64、powerpc、powerpc64、armv6などをサポートしている。

 「FreeBSD 15.0-RELEASE」は、新系列「FreeBSD 15系列」の最初のリリースとなる。「FreeBSD 15.0-RELEASE」では、ベースシステムのパッケージマネージャとして、「pkgパッケージマネージャ」を用いた「pkgbase」と呼ばれる新しい方式が採用された。ベースシステムはFreeBSD-baseリポジトリからパッケージセットとしてインストールされ、システムはpkgツールによって管理できる。「pkgbase」はテクノロジープレビューとして提供されており、「FreeBSD 16」から標準的技術となる見通し。なお、従来の「freebsd-update」も利用できる。また、Linuxのようなネイティブinotify実装も追加され、ディレクトリ監視とソフトウェアの移植が容易になるなど、さまざまな機能の追加、強化、および不具合の修正が施されている。

 「FreeBSD 15.0-RELEASE」は、ミラーサイトなどから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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