WordPress コース 2nd Stage を攻略しよう(Linux 仮想マシン編)

2014年5月16日(金)
鈴木 せいじ

Microsoft Azure上にLinuxインスタンスを立ち上げてWordPressをインストール

Tuning Maniax 2014 - 蒼き調律者たち」の攻略に役立つ情報をお届けする今回の連載。前回のWindows仮想マシン編に続き、今回の記事ではLinux仮想マシンで WordPress を立ち上げるまでの手順について紹介します。

前提条件

事前準備として、以下の環境をそろえてください。
※Microsoft Azureの管理ポータルにログインする際に必要です。

  • Microsoft アカウントの登録
  • Microsoft Azureのアカウント開設
  • インターネットに接続できるPC(OSの種類は問いません)

作業の流れ

  1. SSHクライアントの準備
  2. Microsoft Azureの管理ポータルへログイン
  3. Linux仮想マシンの作成(CentOS)
  4. OSの更新
  5. WordPress実行環境(LAMP)の構築
  6. MySQLの設定
  7. WordPressのインストール
  8. エンドポイントの設定
  9. WordPressの設定

SSHクライアントの準備

Windowsの場合

Windows OS には、デフォルトで「SSHクライアント」が用意されていません。SSHクライアントを別途インストールしてください。

この解説では日本では人気の高いTeraTermを使って解説します。

ダウンロード - Tera Term (テラターム) - SourceForge.JP より、「teraterm-[バージョン番号].exe」をダウンロードしてインストール

※ 以降はこのTeraTerm使って解説します。

Mac 「OS X」の場合

Macの「OS X」には、デフォルトで「SSHクライアント」が用意されています。
「ターミナル.app」を起動し、Dock(ドック)に登録して”すぐに”起動できるようにします。

Microsoft Azureの管理ポータルへログイン

早速、Microsoft Azure 管理ポータル にアクセスして、「Linux仮想マシン」を作成していきます。
特にブラウザのプラグインはいりませんが、最新のブラウザを利用してください。

(クリックで拡大)

Linux仮想マシンの作成

それでは、「Linux仮想マシン」を作成していきます。

左下の「新規」から

(クリックで拡大)

コンピューティング」 ⇒ 「仮想マシン」を選択します。

(クリックで拡大)

次に「ギャラリーから」を選択します。

(クリックで拡大)

すると、作成する「OSイメージ」の一覧が表示されます。

今回は例として「CentOS」を使用します。

(クリックで拡大)

左のメニューから「CENTOS」を選択すると「OpenLogic」と出てきます。
こちらを「選択」して、右下の矢印を選択します。

(クリックで拡大)

【参考】 Microsoft Azureで使えるLinux

Microsoft Azureでは、もちろんWindowsサーバーとLinuxを利用することが出来ます。

執筆時点で利用できるLinuxは以下のようになっています。

  • Ubuntu
    • 12.04LTS
    • 12.10
    • 13.10
    • 14.04LTS
  • CentOS 6.5(OpenLogic)
  • openSUSE 13.1
  • SUSE Enterprise Server 11 SP3
  • Oracle Linux 6.4
    • WebLogic同梱
    • Oracle同梱
  • Puppet Enterprise
「元うなぎ屋」
うなぎ屋など、飲食店勤務を経て IT業界へ。受託開発会社でインフラを担当。その後、派遣で勤務するも派遣切りに2度遭う。インストールマニアックスに出会い転職成功。現在はWeb広告を扱う企業で情報システム部門のインフラを担当
 
マニアックスをこよなく愛する、ひとりです。
マニアックスで出会った人脈は「宝物」だと思っている。

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