WordPress コース 2nd Stage を攻略しよう(Linux 仮想マシン編)

2014年5月16日(金)
鈴木 せいじ

次に仮想マシンの構成をしていきます。

仮想マシン名 仮想マシンの名前 短くてわかりやすい物
階層 「基本」を選択します ※
サイズ 「A1」を選択
新しいユーザー名 デフォルトでは「azureuser」ですが、変更をおすすめします!
パスワードの指定 今回は「SSHキー」がないので、パスワードを指定します!

※ 仮想マシンの「階層」ですが、「基本」が機能が制限されていて少し安価に設定されています。自分の構成をお好みで選択してください。
詳細は以下の記事が参考になります。

パスワードには以下の制約があります。

パスワードは 8 文字以上である必要があります
かつ
パスワードには、次のうち 3 種類の文字を含める必要があります:
  • 小文字
  • 大文字
  • 数字
  • 記号

設定が完了したら、右下の矢印を選択します。

(クリックで拡大)

さらに構成が続きます。

クラウド サービス 「新しいクラウド サービスの作成」を選択
クラウドサービスDNS名 「好きなDNS名」.cloudapp.net
リージョン 「日本(東)or(西)」
ストレージアカウント 「自動的に生成されたストレージアカウントを使用」
可用性セット 「可用性セットの作成」
可用性セット名 「好きな名前」
エンドポイント 「SSH」が自動で選ばれていますので、そのまま

設定が完了したら、右下の矢印を選択します。

(クリックで拡大)

「VMエージェント」はチェックのまま、右下のチェックを選択します。

(クリックで拡大)

すると、先ほどの構成で「Linux仮想マシン」が作成されます。

(クリックで拡大)

エンドポイント

Microsoft Azureが標準で備えているファイアーウォールの設定です。

アクセスしたいポートを変える場合は、「パブリックポート」の番号を変更すれば、そのポート番号でアクセス可能です。

また、他のプロトコルを追加することも可能です。設定は後から追加変更出来ます!

OSの更新

Microsoft Azure 管理ポータル」から、「DNS名」をコピーしてきて、SSHで接続してみます。

(クリックで拡大)

TeraTermの「ホスト」先ほどコピーしたDNS名を入れて「OK」

すると、セキュリティ警告が出ます。
ダッシュボードの「SSH 証明書のサムプリント」と同じであることを確認して、「続行」します。

次に、先ほど「仮想マシンの構成」で設定した「ユーザ名」、「パスワード」を入力して「OK」で接続します。

まず、最初にLinuxOS自体の「アップデート」を行ってください。

sudo yum update -y

この時、パスワードが求められます。
ここでは、「仮想マシンの構成」で設定した「パスワード」を入力します。

We trust you have received the usual lecture from the local System
Administrator. It usually boils down to these three things:
    #1) Respect the privacy of others.
    #2) Think before you type.
    #3) With great power comes great responsibility.
[sudo] password for unagiuser:

一度再起動します。

sudo /sbin/shutdown -r now

MacでLinuxに接続する方法

MacOSXには標準でsshクライアントがありますので、そちらを利用して接続します。

「アプリケーション」→「ユーティリティ」から「ターミナル」を立ち上げます。

(クリックで拡大)

Microsoft Azure 管理ポータル」から、「DNS名」をコピーしてきて、SSHで接続してみます。

(クリックで拡大)
ssh 先ほど設定した[新しいユーザー名]@先ほど設定した[DNS名]

例としてこのようになります。
質問には「yes」で回答して、以下のように表示が変われば接続完了です。

ssh motounagiya@tuningmaniaxwq.cloudapp.net
(クリックで拡大)

Windowsと同様にOSの更新を行ってください。

「元うなぎ屋」
うなぎ屋など、飲食店勤務を経て IT業界へ。受託開発会社でインフラを担当。その後、派遣で勤務するも派遣切りに2度遭う。インストールマニアックスに出会い転職成功。現在はWeb広告を扱う企業で情報システム部門のインフラを担当
 
マニアックスをこよなく愛する、ひとりです。
マニアックスで出会った人脈は「宝物」だと思っている。

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