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差がつく!1歩進んだ活用方法

2008年8月26日(火)
堀内 敬子

Google Sitesの活用方法

 これまでの連載で、プロジェクトの情報集約サイトとしての活用方法(http://www.thinkit.co.jp/article/112/2/)、運用中のスタートページとしての活用方法(http://www.thinkit.co.jp/article/112/3/)を紹介してきましたが、本格的な使用は、プロジェクトの管理側の立場でないと難しいかもしれません。というわけで今回は、いろんな立場の人がそれぞれ活用できる方法を4つピックアップしてみました。

 デザイナーやディレクターが気軽にプロトタイプを作れる場所としての活用方法、クライアントやライターが原稿を掲載するコンテンツ収集・確認サイトとしての活用方法、提出物のフィードバックを記載していく簡易的なバグトラッキングシステムとしての活用方法、そして前回までに少し触れましたがコミュニケーションサイトとしての活用方法です。

 どれもGoogle Sites(http://sites.google.com/)の特長を生かして、簡単に作れることを主眼に置いています。小規模Webサイト制作向きの活用方法ですので、気軽に試してみてください。

プロトタイプを作成する

 1つ目は、Webサイトのプロトタイプとしての活用方法です。Google Sitesはもともとオンラインで簡単にWebサイトを作れるサービスなのですから、プロトタイピングには非常にマッチしています。デザインがテンプレート化されており、自由度が低いことも、プロトタイピングならば逆に、「手軽に迷わず作れる」というメリットになります。

 Webブラウザで操作できるHTMLプロトタイプは、本来はサイト設計や画面設計をテストし、後々の手戻りをなくす(イコール、工数を削減する)という意味で重要なのですが、実際のプロジェクトでは予算や時間に余裕がないと実施できないオプション的な存在でもあります。静的なWebサイトのプロトタイピングでも、HTMLコーディングという技術要素が入りますので、ディレクターが手軽に作るというわけにはいきませんし、HTMLコーディングが得意な人が作ってもそれなりの工数がかかります。

 しかし、Google Sitesならその壁を越えることができます。クライアントにヒアリングしながら作成し、その場で使い勝手を確認してもらうことも可能ですし、制作時間が少なくて済むので何種類かのプロトタイプを作り比べることもできます。

 現在のGoogle Sitesの仕様では複雑なレイアウトの作成はできませんが、視点の集まるメインエリアのプロトタイピングには問題ありません。Googleへの要望としては、ナビゲーションが左右のみではなく、上部に水平に設置できるようになれば、ということがあげられます。

有限会社アズ・シーツー
代表取締役。出版社、Web制作会社勤務、フリーランス等を経て、2005年にWeb制作会社、有限会社アズ・シーツーを設立。結果を出すことにフォーカスしたWeb制作・運営を行う。雑誌「Web Site Expert」(技術評論社)にて連載中。他、不定期で執筆・講演等。http://asc2.biz/

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