連載 :
iPhone向けWebサイトをつくろうiPhone特有の技術いろいろ
2008年10月31日(金)
特殊リンクとは
今回は、iPhone向けWebサイト制作での特有の技術について紹介します。
その前に、Apple Developer Connection(https://developer.apple.com/webapps/)(開発者登録が必要)の「Web Dev Reference Library」にiPhoneでのWeb開発に必要なリファレンスがそろっていますので、参照してください(2008年10月現在)。
iPhoneのSafariではプラグインやFlashが使えない代わりに、~のリンクからネイティブアプリケーションを呼び出せます。
まずはメールリンクですが、hrefに「mailto:foo@example.com」のように指定すれば、「dest@mail.addr」あてのメールを書くようにメールアプリケーションが起動します。「mailto:foo@example.com?cc=bar@example.com&subject=メールの題名&body=メールの本文」のように、「CC:」や題名、本文も指定できます。
電話番号は「tel:XXX-XXX-XXXX」のように指定し、リンクをタップすると、そのまま電話できるダイアログが表示されます。このような明示的なリンクでなくとも、通常のページで電話番号らしき文字列(数字+区切り記号)があると、自動的にリンクが作られます。この機能は「」タグを
マップは「maps:q=」や「http://maps.google.com/maps?q=検索文字列>」や「http://maps.google.co.jp/maps?q=検索文字列>」によって起動します。
緯度や経度は「q=,」、「ll=,」で指定できます。前者はその地点にピンが打たれますが、後者は打たれません。また「q=,+(コメント)」とすることで、コメント付きのピンを打てます(参考:GoogleMapのクエリ一覧(http://developer.apple.com/webapps/docs/documentation/AppleApplications/Reference/SafariWebContent/AppleApplicationsURLSchemes/chapter_950_section_4.html#//apple_ref/doc/uid/TP40006513-SW5))。
動画や音声ファイルへのリンクは、クリックするだけで自動的にiPodアプリケーションが起動されます。サムネイルを表示したい場合は、の代わりに
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