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2020年までに公道でのバスの自動運転を狙うソフトバンク

2017年4月4日(火)
ReadWrite Japan

日本で3年以内に自動運転バスが公道を走る日が来るかもしれない。これはハイテクノロジー企業 ソフトバンクによって新たに設立されたSB Driveが目標期限内に商用化できればの話である。

SB Driveはこの5年でさまざまな自動運転車を公道で走らせることを計画しており、既にバスのテスト走行を行っている。自動運転が広まることで地方の交通がよりスマートかつ安価なものになることが彼らの望みである。

この動画はSB Driveが人と自動運転車とのやりとりを紹介したもので、非接触式システムを使って乗車賃を支払っている。バスに問題が生じた際には、ソフトウェアサービスの24時間サポートシステムのようにスーパーバイザーの利用が可能である。

SB Driveの大部分を掌握しているのはソフトバンクだが、Yahoo! Japanも今週初めに480万ドルを支払い、SB Driveの株式の48.6%を取得した。この投資の他にもYahoo! Japanは同社と検索やマップなどのテクノロジーを共有する予定である。

SB Driveの2020年に向けての目標は、自動運転車を開発している西洋の自動車メーカーの多くと一致している。しかし、必要とされるインフラや規制の整備を3年で行うことは難しいだろう。SB Driveがターゲットとしている日本の地方の場合、インターネットが貧弱でテクノロジーの普及率も低いため、なおのこと難しいだろう。

ここ数年、ソフトバンクは事業多角化のために大きな動きを見せてきた。最近では英国のチップ設計企業 ARMを310億ドルで買収した。SB Driveはより小さなセグメントだが、ソフトバンクは自動運転車に自社の未来があると考えており、自動車メーカーや他のテクノロジー企業よりも先に市場を手に入れようとしているようだ。

DAVID CURRY
[原文4]

※本ニュース記事はReadWrite Japanから提供を受けて配信しています。
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