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IBMとVisaが新しい決済プラットフォーム開発のために提携

2017年3月17日(金)
ReadWrite Japan

IBMはすべてのデバイスをオンライン化し、Watson IoTプラットフォームを使用して、数千の販売情報を作成するためにVisaと提携した。

発表によれば、車やデスク、フィットネスデバイスやスマート家電のメーカーは、Visaの決済プラットフォームをシームレスに統合可能になるという。

IBMのWatson IoTプラットフォームは、既に6000以上の顧客に使われている。Visaとの提携により、独自の決済ソリューションを開発せずに、世界中の決済を統合したいと考えている新しいメーカーにプラットフォームが開かれることになる。

Visaはクレジットやデビットカードで使われているデジタルIDに代わるトークンサービスを開発した。暗証番号カードシステムよりも安全性ではおとるが、非接触型(IC)カードで使われている技術に近いものである。

2020年までにデバイスの数は200億台に達するか?

IBMとVisaはこのサービスが、「2020年までの世界経済において使われるであろう200億台のどんなデバイスでもサポートされるようになる」と見込んでいる。

「企業が考えもしなかったような生産性の向上から、洗濯機の洗剤切れをなくすことまで、IoTはまさに我々を取り巻く世界を変えている。そういった変化の舞台裏にいるのがVisaのような企業であり、IBMのWatson IoT プラットフォームのようなテクノロジーなのだ。」とIBM Watson IoTゼネラルマネージャー Harriet Greenは語る。

「業界をリードするIBMのテクノロジーとVisaの決済サービスの組み合わせは、あらゆるコネクテッドデバイスからの支払いを可能にする非常にシンプルで、便利なものになる。これは商取引での次の大きな一歩となるだろう。」

DAVID CURRY
[原文4]

※本ニュース記事はReadWrite Japanから提供を受けて配信しています。
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