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高齢化にIoTは何が出来るのか?(2)

2017年7月3日(月)
ReadWrite Japan

健康診断やリサーチにおけるIoTの価値

K4Connectの特徴の一つに、ホームオートメーションやウェアラブル、ソーシャルを通じて提供されるデータ技術の価値がある。遠隔医療は徐々に現実のものとなり、快適な自宅にいながら医療サービスを受けることができるようになっている。Moody氏が説明するとおり、スマートホームはこのエクスペリエンスを豊かなものしてくれる。

「医師はあなたが夜中に起きだしたり眠れない夜を過ごしているときに、ウェアラブルから心拍などを測定し診断できるようになります。外出している時や家族と話をしている時でもそれを知ることができるようになり、病院を訪れ、10分程度の診療を受けるよりもしっかりした情報を得られるようになります。

高齢者について発見したのですが、彼らは自分のためだけでなく、他人の助けにもなる研究に参加することに非常に前向きです。私はその時、高齢のボランティア達によって研究のためのリソースは確保できると思いました。考えてみてください。多発性硬化症の新しい治療を試したい場合、その治療の効果だけでなく、医療研究機関で得られた情報以外のものも手に入れられようになるのです。例えば彼らの睡眠時間はどれくらいか、コミュニケーションや外出の頻度はどれほどか、研究に提供されるこれら全ての情報は、私たちのやり方でなければ得られない情報だろう。」

K4Connectは現在、関連する2つの製品で取り組みを進めている。ホームケアサービスのプロ向け製品であるCaseworkホームケアと、クライアントが自宅で利用するK4Lifeだ。高齢化はますます急速に進んでいるが、これらはまだまだ序章に過ぎないのだろう。

CATE LAWRENCE
[原文4]

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