先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。中でも注目なのは、中国のスマートフォンメーカーOPPOによるARグラス「OPPO AR Glass 2021」の発表でしょう。
「OPPO AR Glass 2021」は、メガネ型でスピーカーを内蔵したARグラスです。メガネ型AR/MRデバイスの「NrealLight」と似た性能で、発売は2021年です。視野角や解像度等の詳細は不明ですが、90インチのスクリーンを3メートル先から見るのと同等の体験ができるとのことです。
OPPOが2021年にARグラス発売 空間認識・ジェスチャー操作
中国のスマートフォンメーカーのOPPOは、メガネ型ARグラス「OPPO AR Glass 2021」を2021年に発売します。クアルコムのSnapdragon 865を搭載されたスマートフォンとUSB Type-Cケーブルで接続して使用します。これはAR/MRデバイスの「NrealLight」と同様です。
「OPPO AR Glass 2021」は手の21箇所を認識し、ジェスチャー操作が可能です。これにより、バーチャルな存在とのインタラクションができます。スマートフォンを使い、タッチやスワイプといった操作でARのコントロールもできるとしています。
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OPPOが2021年にARグラス発売 空間認識・ジェスチャー操作
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Oculus Questにフィットネス・トラッカー「Oculus Move」追加、Quest 2の90Hz対応も
フェイスブックのVR/AR研究開発部門のFacebook Reality Labsは、VRヘッドセットOculus Questシリーズのv23ソフトウェアのアップデートを発表しました。Oculus Quest 2の90Hzのリフレッシュレートをサポートするようになり、複数のゲームタイトルやOculus Linkが90Hzに対応予定です。
また、フィットネス・トラッカー「Oculus Move」も追加され、QuestとQuest 2で運動時間や消費カロリーの記録・目標管理が設定できます。現在は一部の利用者のみが利用可能となっていますが、今後すべての利用者に向けて提供される予定です。
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Oculus Questにフィットネス・トラッカー「Oculus Move」追加、Quest 2の90Hz対応も
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MRデバイス「NrealLight」製品版ハンズオン。1年を経て「スマートグラス」路線へ
KDDIからメガネ型AR/MRデバイス「NrealLight」が12月1日に発売されます。2019年のリファレンスモデルと比較し、課題であった排熱の問題が改善され、操作感や扱いやすさも向上しています。
製品版「NrealLight」は消費者が体験を想像しやすい「スマートグラス」的な拡張ディスプレイを指向しており、一般市場への早期浸透を図る戦略と見られます。
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MRデバイス「NrealLight」製品版ハンズオン。1年を経て「スマートグラス」路線へ
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東急建設とリコー、渋谷駅の線路切換工事にVRを活用
東急建設株式会社と株式会社リコーは、線路の切替工事にVRを活用する実証実験を行います。建設予定の構造物の情報をVR空間で共有することで業務を効率化し、生産性向上を目指します。
実証実験では、リコーが提供する「リコーバーチャルワークプレイス」を使用します。東急建設が建設予定の構造物3Dデータを共有し、VRデバイスを着用した複数の関係者がVR空間内で内容確認などのコミュニケーションを行います。
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東急建設とリコー、渋谷駅の線路切換工事にVRを活用
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