「Oculus Quest Pro」は2021年中には実現しないとフェイスブックが言及

先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。VR関連ではフェイスブックがVRデバイス「Oculus Quest」の上位モデルについてコメントしたニュースが注目を集めました。

コメントをしたのはフェイスブックのVR/AR部門Facebook Reality LabsのVP、アンドリュー・ボズワース氏。同氏は、今年初めにほのめかした「Oculus Quest Pro」について、少なくとも2021中には実現しない（発売されない）ことを明らかにしました。

一方AR関連では、映像産業振興機構（VIPO）がARの扱い方や活用方法をまとめたガイドラインを公開しました。合わせて2018年に公開したVR版ガイドラインの改訂版も公開されています。

「Oculus Quest Pro」は「今年中には実現しない」とフェイスブック幹部がコメント

フェイスブックのVR/AR関連の「顔」として知られる、アンドリュー・ボズワース氏は、「Oculus Quest Pro」のようなデバイスは「2021年内の発売はない」と語りました。また同氏は「Quest 2は市場で、長期に渡って販売され続ける」とも説明しています。

Oculus Quest 2は2020年10月の発売以降、継続的なアップデートが続けられています。フェイスブックとしては、ソフトウェア側からの性能向上を実施しつつ、しばらくの間はOculus Quest 2を主力商品として展開していきたい思惑でしょう。

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“Oculus Quest Pro”は「今年中には実現しない」。フェイスブック幹部がコメント
https://www.moguravr.com/oculus-quest-71/

噂の新型？ HTCの「VIVE Air」なるVRヘッドセットがデザイン賞を受賞

HTCのVRヘッドセットである「VIVE Air VR headset」が、国際的な工業デザイン賞のiFデザイン賞を受賞しました。HTCより新たなVRヘッドセットの発表かと噂されましたが、このヘッドセットはコンセプトモデルであり、実際の商品ではないとのことです。

「VIVE Air VR headset」は白とグレーを基調としたカラーリングに、黄色もしくは黄緑色がアクセントとして入っているのが特徴です。外観から内蔵カメラは4基であると推測され、これらを用いて位置トラッキングやハンドコントローラーのトラッキングを行うと推測されます。また、固定具と思われるパーツを引き抜くことで、前面のカバーや接顔パーツを取り外して洗濯できるようです。

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噂の新型？ HTCの「VIVE Air」なるVRヘッドセットがデザイン賞を受賞
https://www.moguravr.com/htc-vive-air/

ARの扱い方や活用方法をまとめた「ARコンテンツ制作ガイドライン」が公開、VR向けも改訂

映像産業振興機構（VIPO）は、「AR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン」と概要資料を公開しました。合わせて2018年公開の「VR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン」の改訂版も公開されています。

「AR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン」では、ARという概念の解説から現在のコンテンツ市場、コンテンツ制作の手法や留意点などを中心に紹介。対象読者層としては、これから事業にAR事業を始める人々が想定されています。

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ARの扱い方や活用方法をまとめた「ARコンテンツ制作ガイドライン」が公開、VR向けも改訂
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VR×手術ロボット企業がニューヨーク証券取引所に上場、VR関連2社目のユニコーンに

VRを活用した手術ロボットの開発を行うVicarious Surgicalが、ニューヨーク証券取引所に上場します。現在の企業評価額は11億ドルで、Rec Roomに続いてVR関連で2社目のユニコーン企業（評価額が10億ドルの未上場企業）がとなります。

Vicarious Surgicalは、患者の負担が少ない手術を実現するための、VRを活用したロボットを開発しています。直径わずか1.5センチという小さなスペースからロボットアームとカメラを挿入、医師は体内のようすを確認しながらアームを操作して手術を行う仕組みです。

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VR×手術ロボット企業がニューヨーク証券取引所に上場、VR関連2社目のユニコーンに
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